こんにちは、株式会社バーグハンバーグバーグです。
今年も暑い夏がやってきましたね。 皆様、くたばっていますか?
暑い夏に食べたくなるものといえば『カキ氷』。
キーンと冷たくてシャリシャリとした食感は、いくら夏バテしようとも無限に食べられる気がしますよね。
…しかし、そんなカキ氷の原材料は主に「水」と「シロップ」のみ。料理としては最低限の材料です。
でもそんな最低限の材料でここまで美味しくなるなんて、カキ氷のポテンシャルって凄くないですか?
そしてそれと同時に、これって「結局どんな食材を凍らせてカキ氷にしても、ウマくなってしまう」ということなのではないでしょうか?
というわけで今回は、そんな疑問を検証するため…
あらゆる食材を凍らせてカキ氷にしてみたいと思います
劇的に美味しくなる食材や、意外なアノ食材まで色々試してみたので、是非その結果をご覧ください。
リンゴ
さあ、そんな訳でまずは、フルーツの代表であるリンゴを凍らせてカキ氷にしてみましょう。
リンゴって、大体どんな無茶をしても75点くらいの結果を出してくれるのでありがたいですよね。
というわけで、早速冷凍庫でキンキンに凍らせたリンゴを電動カキ氷機にセット!
そして、カキ氷機のスイッチを入れれば……
シャリシャリシャリシャリシャリ!!!
完成!リンゴカキ氷!
見た目からして「こんなん美味いに決まってるだろ…」と頬張ると、その瞬間に広がったのはふわっふわの綿菓子のような食感!
舌の上に乗せるとリンゴがほどけるように溶け出し、爽やかな甘さを感じることができます。これは予想以上の美味しさです。
カキ氷シロップに比べ、スッキリとした甘さなので、子供だけでなく大人のデザートとしてもピッタリでしょう。
…ちなみに、同じ「果物」というジャンルということで、何の期待もせずに『バナナ』も凍らせてカキ氷にしてみたのですが…
こちらもモチモチっとした新食感で笑ってしまうほど美味しかったので、是非お試しください。
先程のリンゴがスッキリとした「デザート枠」であるなら、こちらのバナナは濃厚な「おやつ枠」と言ったところでしょうか。
急な来客やホームパーティで出せば、きっとあなたの友人のゴリラ達も大喜び間違いなしですね。
ポテトサラダ
さあ、次は「何故か大人になるほど好きになってくる」で有名な『ポテトサラダ』を凍らせてカキ氷にしてみましょう。
シュリシュリシュリシュリシュリ!!!
完成! ポテサラ氷!
カキ氷機に凍ったポテトサラダをセットしたのは人生初でしたが、最終的に意外と可愛らしい見た目になって安心しました。
そして実際に食べてみると、驚くことにその味や舌触りはまるでビシソワーズスープ(ジャガイモの冷製スープ)のよう!
凍らせたことにより酸味が増し、お馴染みの家庭料理が高級感の漂う品の良い味に変貌しております。
…ちなみに、初めのうちのシャリシャリとした時ももちろん美味しいのですが、時間が経って半解凍された状態が至高でした。
何かの作業中にチビチビつまんでいたら、いつの間にか大量に食べてしまっていそうな中毒性のある味なので、法改正でこの製法が禁止される前に是非お試しください。
わらび餅
この名前が現れた瞬間に「うおっ」と反応してしまった方は、結構いるのではないでしょうか。
日本中に隠れたファンの多い『わらび餅』…。
食べ物の中でも絶妙な立ち位置に属し、一部のファンに絶大な人気を誇る甘味の裏ボス的存在です。
そんなわらび餅をカキ氷にすると、一体どうなってしまうのでしょうか?
…あ、でも、やめとく?
まあ、そのまま食べても十分美味しいし…あえてカキ氷にしなくてもっていうか……ね?……そもそもカキ氷にしても美味しくなるなんて保証はないし、そのまま食べた方が確実っていうか……でも、カキ氷にした味も気になるっていうか、なんか……何ていうか……どっちも気になるっていうか、あの…何か……何か……
おらぁぁぁぁーーッス!!!
完成! わらび餅氷!
いやはや、カキ氷にする直前になって『迷い』が出るなんてお恥ずかしい限りです。
…しかし、意を決してまでわらび餅をカキ氷にした意義は十分にありました。
何故ならこれ、メチャクチャ美味いんです。
まず、食感なのですが、これがまた口に含むと思わず「んふっ」と笑ってしまう程の新食感。
シャーベット状なのに弾力があるという本来であれば起こり得ない現象が口の中で起こるのです。
…そして極めつけはこの黒蜜。凍らせたわらび餅の冷たさで甘さが控えめに落ち着き、暑い夏でも食べやすい味になっています。
わらび餅フリークの皆様、そして甘いもの好きの方は是非ともお試しください。
日本酒
さあ、最後にカキ氷にしてみるのはこちらの『日本酒』!
やはり暑い夏には、冷たい冷酒でキュッとやるのが最高ですが、そんな日本酒でカキ氷を作ったら、それはそれは最高の大人のカキ氷が出来てしまうのではないでしょうか。
というわけで、他の食材と同じように日本酒を冷凍庫へと入れます。
あとはこの日本酒が凍ったら、カキ氷機でショリショリと器に盛るだけで、日本中の酒好きがこの夏を共にする相棒が誕生するという寸法です。
~3時間後~
そして約3時間後、頃合いを見て冷凍庫から日本酒を取り出したのですが……
……あれ?
凍ってないんかい!!
え? 何で? 1ミリも凍ってない。何? そういうやつ? 日本酒って凍らないやつなの?
確かにウイスキーとかウォッカは凍らないって知ってたけど、日本酒もなの?
…しかし、再び日本酒を冷凍庫に戻そうと、筆者が日本酒を持ち上げた瞬間……
パキ…パキキ……
なんと、突然思い出したかのように急速なスピードで日本酒の表面が凍り始めたのです。
何ですかこれ。理解不能なことが立て続けに起き、いよいよ頭が混乱してきます。
そこで、何が起きているのかを観察するために、まだ液体である日本酒を急いで容器に移してみたところ……
一瞬でカキ氷になりました
完成! 日本酒カキ氷!
…どういうこと? いや、おかしいでしょ。順序がもうおかしいだろって。飛び級にも程があるだろって。
なんっ…え~? 何で液体だった日本酒が一瞬で……えぇ~。引くわ~。
味は普通にシャリシャリしてて美味しいけど、ともかく引くわ~。怖いわ~。
みなさんも、日本酒を3時間冷やすと同じような怖い現象が起こると思いますが、味は夏にピッタリな感じで非常に美味しいので是非お試しください。
そして、何故こうなるのかは各人で調べて下さい。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
最後こそ意味不明な現象が起きてしまいましたが、今回の結果としては、どの食材もカキ氷にすれば大抵ウマくなるということがわかりましたね。
個人的には『リンゴ』、『バナナ』、『わらび餅』が絶品でした。こちらは何が何でも皆様にお試しいただきたいです。本当に。
食材の準備は冷凍庫に材料を入れて凍らせておくだけですし、凍らせることにより食材の長期保存も可能という良いこと尽くめのカキ氷!
カキ氷機自体も手動であれば 1000円未満で購入できるので、是非ともカキまくって下さい。
それでは、素晴らしいカキ氷ライフを!
株式会社バーグハンバーグバーグ
株式会社バーグハンバーグバーグは、変なコンテンツ制作を得意とする光の戦士たちです。ギリギリセーフをモットーにギャップを利かせた企画で世界を闇に包むのが目的です。
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