こってり豚骨の朝ラーメンが最高だ!3時閉店→早朝7時開店の新潟「伝丸」は深夜労働者への愛に満ちている

新潟市の古町と呼ばれる繁華街にある「俺のとんこつラーメン 伝丸」(新潟県新潟市中央区東堀通八番町1410)は深夜3時まで営業するラーメン店です。このお店の凄いところは深夜3時に閉店した後、早朝7時から開店するところです。もともとはサラリーマンの朝食として利用されることを狙っての開店時間でしたが、むしろ深夜労働者が勤務後に来店することが多く、朝ラーメンでも異例のこってり感のある豚骨スープとなっております。朝ラーメン以外にも夜は居酒屋的なメニューもあり、朝食、昼食、夜食、飲みのすべてに対応した非常に便利なお店ですね。 (新潟市のグルメランチ

こってり豚骨の朝ラーメンが最高だ!3時閉店→早朝7時開店の新潟「伝丸」は深夜労働者への愛に満ちている

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今回訪れたお店は、新潟市の繁華街「古町」エリアで深夜まで営業しているラーメン店です。

 

俺のとんこつラーメン 伝丸

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こちらのお店は、営業時間が一風変わっています。

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19:00~深夜3:00

という深夜営業をしながら、

7:00~13:00

という朝からお昼までも営業しています。

 

24時間営業であったり、早朝まで営業しているお店というのは時折見かけますが、深夜3時まで営業し、また7時に開店というのはなかなか珍しいですよね。

驚くべきポイントは、交代のシフト制等ではなく、店主一人が厨房を切り盛りしているという点です。

 

果たしてどういうお店なのでしょうか?

 

それでは、お店に突入してみる事としましょう!

 

 お店に入ると、厨房と対面する様にカウンター席が。 

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奥には広めの座敷席があります。

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こうした広い座敷席を備え、アルコールメニューやおつまみメニューなども充実しています。

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基本的にはラーメン屋なのですが、この様におつまみメニューが充実している事から、居酒屋として利用するお客さんも多いのだとか。

 

その中でも人気メニューがこちら

 

サバサラ(500円)

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サバの水煮、刻みタマネギにマヨネーズ、唐辛子がかかっています。

シンプルですが、間違いない美味しさ!!

酒の肴にぴったりな一品です。

 

更にもう一品

炙り明太子(480円)

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香ばしさが良いですね~

お酒のどんどんと進んでしまいます!

 

 

他にも、ラーメンに用いられる豚骨スープを使用した鍋なども提供しています。

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「赤」「黒」の2種類を提供!

 

この様に魅力的な居酒屋メニューを各種取り揃えていますが、こちらのお店の本業は、やはり「ラーメン屋」です。

 

各種ラーメンの魅力にせまっていきたいと思います。

 

ラーメンメニュー

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スープはゲンコツ、背骨を用いた白湯スープです。

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素材に下処理を行い、臭みを極力抑えつつ、クリーミーでコクのあるスープを作り上げます。

 

濾して冷ました後、提供時に加熱するスタイルを取っています。

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この様にして、長時間加熱による劣化を抑える事でも臭みの軽減を図っています。

 

 

ここ数年、ラーメン熱が高まってきた新潟では、今でこそ臭みのある濃厚豚骨スープなどを好む人も増えてきましたが、歴史的にも臭みのある濃厚スープや低加水のカタ麺などは好まれない傾向がありました。

「モチモチしていない麺は美味しくない」という様に、低加水麺は好まず、多加水麺のみを好む人が数多くいます。

こちらのお店では、そうした様々な層がいる新潟のラーメン界の中で、より多くの人が楽しめる様な、ポイントを追求し味を作り上げています。

 

豚骨ラーメンは辛味の「赤」と焦がしニンニクの「黒」の2種があり、まずは「赤」をいってみる事とします。

 

タレを入れた丼に、自家製ラー油を注ぎます。

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そこにスープを注ぎ入れます。

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ラー油の辛味と風味がスープ全体に行きわたります。

 

湯切り

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そして出来上がり!!

 

ラーメン 赤(700円)

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まずは一口、、

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豚骨のコクと辛味のコラボが絶妙です!

 

元々臭みの無い豚骨スープにラー油が加わり、コクのあるスープの旨味とラー油の辛味と風味が織りなすハーモニーを楽しむ事が出来ます。

 

麺は太麺と細麺が選択可能で、今回は太麺を選びました。

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多加水の太麺は、もっちり食感で弾力感があります。

 

こってりで辛味のインパクトがあるスープと多加水太麺は相性良いですね!

 

辛味の「赤」の他にも、「マー油」の黒もお勧めです。

 

ラーメンと博多明太子丼のセットで頂いてみることに。

 

B set(950円)

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こちらは、香ばしい焦がしニンニク油が浮いています。

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スープとラー油のコラボを楽しめた「赤」とは対照的に、スープのまろやかなコクをストレートに味わえます。

そして、そこに加わるマー油の香ばしさが良いアクセントとなりますね。

 

麺は細麺で頂いてみることに。

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多加水細麺とマー油豚骨スープとの組み合わせは、なかなか個性的ですね。

 

「赤」・「黒」

そして

「太麺」「細麺」

各種組み合わせを試してみるのも面白いかもしれませんね。

 

セットのサイドメニュー「博多明太子丼」

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明太子とマヨネーズと海苔

定番かつシンプルな組み合わせがこんなにも美味しいとは!!

 

お勧めのセットです!

 

朝から楽しめる「朝汐ラーメン」

 

他にもラーメンメニュー各種を提供しています。

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その中でも、こちらが気になります。

 

朝汐ラーメン

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朝営業を開始した理由としては、仕込みの為に朝からお店に行った際に、バスを待つサラリーマンの方々を見て、「この人達の朝ご飯としてのラーメンを作りたい」と思い始めてみたそうです。

しかし、実際始めてみると、出勤前のサラリーマンのお客さんは全く来ず、かわりに早朝まで営業している飲食店の従業員の方々に口コミで広がり、仕事後のラーメンとして利用してもらえる様になったとのこと。

 

ちなみにメニューには

5:00~11:00

の提供となっていますが、冒頭にもご説明した通り、こちらのお店は深夜の3時まで営業した後、朝7時の開店となっています。

何故5時から提供と記載されているのか聞いてみたところ、

当初は、深夜3時まで営業した後、早朝5時から開店していたそうなのですが、さすがに体力的に厳しく7時からにしたとのこと。

 

現在の営業時間

19:00~深夜3:00
7:00~13:00

でも、かなり大変そうに思えますが、これを朝5時からやろうと思う時点で常人ではありません・・

 

そんな色々な想いの詰まった朝汐ラーメンを頂いてみることに。

 

丼におろし生姜と塩ダレを入れます。

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朝ラーメンという事で、あっさり清湯をイメージしていましたが、注ぎ入れるスープは予想外に豚骨白湯でした

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出来上がりはこちら!!

 

朝汐ラーメン

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スープを一口・・

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白湯スープですが、予想外にサッパリとした味となっています。

ポイントは、やはり「生姜」です!

生姜の効果により、コッテリながらもサッパリとした飲み口に仕上がっています。

 

早朝までの仕事を終えた人達に取っては、朝ごはんではなく寝る前の夕飯となります。

そういった意図もあり、

「朝ラーメンならあっさり」

という先入観を打ち破り、豚骨白湯スープのコッテリさを保ちながらもサッパリな一杯に仕上げています。

 

 

 寒い冬に嬉しい体温まる一杯

 

寒い冬に嬉しい冬季限定の一杯を提供しています。

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鍋に注ぎれる豚骨スープ

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そこに各種野菜を投入します。

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茹でた麺を入れ

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盛り付ければアッツ熱の一品が出来上がり!

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スープ

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まろやかなコクあるスープに加わる野菜の甘味!!

 

各種素材を豚骨スープで煮込む事で加わるエキスにより、「赤」「黒」とはまた違う深みある味わいとなっています。

 

ガッシリ太麺がベストマッチ!

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麺や具材を食べ終わった後、お店の人にお願いをすると一旦鍋を回収しひと手間を加えてくれます。

 

ご飯を投入!

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そして玉子を落とし、、

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再び加熱!!

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再び激熱になった土鍋が運ばれてきます。

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シメのご飯を加え煮込んだ鍋

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野菜と豚骨の旨味が染み渡ったご飯

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ご飯とスープの相性は最高ですね!

 

飲んだ後のシメのラーメン → ご飯という至極のコンビネーションとしても楽しめます。

 

新潟市の繁華街「古町」で営業する「俺のとんこつラーメン 伝丸」は、深夜に行っても朝に行ってもそれぞれの魅力を提供してくれるお店でした!

 

 

紹介したお店

俺のとんこつラーメン伝丸

新潟県新潟市中央区東堀通八番町1410

TEL:025-224-5221

denmarufurumachi.owst.jp

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