企業インタビュー
古きを活かし、新しきを創る。「茶葉」「野菜」「薬膳」―自然の恵みを最大限に活かす飲食ブランド

古きを活かし、新しきを創る。「茶葉」「野菜」「薬膳」―自然の恵みを最大限に活かす飲食ブランド

時代に寄り添う伝統の味。3ブランドのストーリーをご紹介

新R25編集部

goooods株式会社

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店舗やネットショップで販売するアイテムを、卸価格で仕入れられるプラットフォーム「goooods」。

自分の情熱を追いかける“アントレプレナー(起業家)”が増えてほしいという想いでリリースされた同サービスには現在、1,000を超える魅力的なブランドが掲載されています。

そこで企業インタビューでは、goooodsとのコラボ企画を開始! 「Everyone, entrepreneur.」と銘打って、ビジネスを通じて自分の情熱を追いかけるブランドの担当者や、商品の輸入などに携わる方々にお話を伺っていきます。

今回は、心を満たす飲み物と食べ物を提供している3ブランドをご紹介。

標高約600mの茶畑で栽培された日本茶、シェフ考案のマクロビフード、中国の薬膳スイーツと養生茶など、それぞれの魅力に迫ります。

【美濃加茂茶舗】標高約600m、岐阜県東白川村で栽培された日本茶

「古くから続く“お茶を淹れる”文化を、どんな形であれ絶やさない。」をミッションに掲げ、香り高い茶葉やオリジナルの茶器を展開しているという日本茶ブランド「美濃加茂茶舗」。

岐阜県や関西茶品評会で安定した上位入賞実績を持ち、数々の有名店とも取引する茶師と、二人三脚で産地の個性を生かした独自の味を研究・開発しているそうです。

同ブランドを運営する株式会社茶淹の代表取締役・伊藤尚哉さんに、お茶の魅力や楽しみ方について話を伺いました。

Q1.ブランドを立ち上げたきっかけは?

伊藤さん

もともと茶業とは無縁の生活を送っていたのですが、紹介入社で日本茶専門店に転職したことが始まりです。

仕事を通じて、日本茶には産地や品種、栽培方法によってさまざまな種類があり、それぞれに味や香りの個性があることを知りました

しだいに日本茶の奥深さに魅了され、日本茶インストラクターの資格を取得。鑑定試験の正答率が支部で唯一100%だったこともあり、その成績と専門性が評価され、日本茶インストラクター支部役員にも抜擢されました。

伊藤さん

ただ同時に、高いレベルの生産技術を持つ生産者がいても、茶葉の需要低下にともない年々取引価格が下落していることを知り、茶業界の厳しい現状を目の当たりにしたんです。

「この状況を何とかしたい」「お茶の魅力をより多くの人に伝えたい」という思いから、2019年に「美濃加茂茶舗」を立ち上げ、翌2020年には株式会社茶淹(ちゃえん)を設立しました。

伊藤さん

お茶を淹れる行為には、心を穏やかにし、生活を豊かにする力があると信じています。急須でもティーバッグでもドリップでも、どんなかたちであれ、お茶を淹れることの魅力を伝えたいという思いが、このブランド立ち上げの原動力となりました。

Q2.商品の魅力やこだわりを教えてください

伊藤さん

日本茶は、熱々のお湯はもちろん、冷たい水でも淹れることができ、淹れる温度によって同じ茶葉とは思えないほど味や香りが大きく変化します。

気分や好みによって淹れ方を変えられる楽しさも魅力のひとつです。

伊藤さん

当店の「煎茶」は、日本茶の代表品種「やぶきた」の春摘み一番茶のみを使用しており、“0~100℃どの温度で淹れてもおいしく飲めるお茶”をテーマにブレンドしています。

渋みが少なく清涼感のある味わいを楽しめる「水出し専用ティーバッグ」は、ボトルに500mlの水を注いで30秒振るだけ。煎茶ジンなど、カクテルへのアレンジにも最適です。

伊藤さん

また、『CHAPTER [チャプター]』という名の湯呑みも開発しました。

これは「計量できる湯のみと、茶葉を置ける蓋」という構成になっています。日々の暮らしや仕事のなかで「一区切り」「小休止」をもたらす新しい習慣のひとつとして、日本茶を手軽に飲めるように設計されています。

ほかにも、香り高いほうじ茶や和紅茶の茶葉やティーバッグ、茶葉を丸ごと粉末状にしたパウダーなども販売しています。

Q3.どんな方に支持されていますか?

伊藤さん

オンラインストアでは、男女問わず20代後半〜40代前半の方を中心にご愛用いただいております。またカフェや宿泊施設、コワーキングスペースなどでもお取り扱いいただいています。

さらに飲食店向けに、パウダータイプのお茶を使用したスイーツや、緑茶ジン、ハーブを使ったアレンジティーなどの監修も行っております。

伊藤さん

今後も、現代に馴染むお茶のあり方を提案し続けてまいります。

【チャヤマクロビオティックス】体に優しいマクロビフード

食を通じてオーガニックで健康的なライフスタイルを提案しているブランド「チャヤマクロビオティックス」。

国産玄米や野菜を使い、肉・卵・乳製品・添加物を使用しないメニューを提供するレストラン・カフェの運営や、シェフ考案レシピをもとにしたレトルト食品等の販売を行っています。

このようなビジネスに至ったきっかけとは…? 代表取締役社長の小川博行(おがわひろゆき)さんに話を聞きました。

Q1.このブランドが大切にしていることは?

小川さん

チャヤマクロビオティックスは、江戸時代から続く老舗料亭「日影茶屋」から誕生しました。

私たちは、伝統を守りつつ時代に合わせて進化し続けることが老舗の使命だと考えています。そこで、現代のニーズに合わせてマクロビオティックの考え方を取り入れ、季節の食の捉え方と熟練シェフの技術を融合させた、独自のコンテンポラリーなマクロビオティックを創り出しました。

小川さん

マクロビオティックとは、自然と調和をとりながら、それぞれの食材の持つ陰陽のバランスをうまく取り入れて、自身の体調を整えることを目的とした食事法のこと。一番の基本的な考え方は「玄米菜食」です。

私たちは、健康と美の追求において、マクロビオティックの理念に基づく食事が重要だと考えています。また、地球環境と持続可能性にも配慮し、より多くの人々の健康的な生活をサポートすることを目的としています。

小川さん

“食”は体をつくるだけでなく、楽しさや幸せをもたらします。私たちは、体に良い食事を提供しながら、同時においしさと楽しさも追求しています。

食を通じて幸せな時間をお届けすること、それが私たちの役割です。この理念のもと、都内を中心に14年間にわたり、マクロビ・ヴィーガンメニューを提供するレストランを運営してきました。

Q2.商品の魅力やこだわりを教えてください

小川さん

私たちが販売しているメニューや商品は、肉・卵・乳製品・白砂糖・化学調味料を使用せず、植物性100%を基本としています。安心・安全な食を提供するため、食材選びから調理法まで細部にこだわっています。

とくにおすすめなのは「野菜カレー」や「豆乳マヨ」です。

小川さん

「野菜カレー」は、香辛料の辛さと野菜の旨みのバランスが絶妙な、コク深いスパイシーなカレーです。隠し味に味噌を使用し、8種類の野菜の旨みを引き出しています。

もちろん、保存料や遺伝子組換え原料も一切使用していません。レトルトタイプなので手軽に調理できます。

カレーはほかにも、ザ・ヴィーガンカレー、豆カレー、ソイキーマカレー、マクロビバターカレー、ヴィーガングリーンカレーなど、豊富に取りそろえています。

小川さん

「豆乳マヨ」は、卵を使わずにこだわりの原料でつくったマヨネーズタイプの調味料です。

北海道産大豆を100%使用し、昔ながらの圧搾法で搾った菜種油、国産りんご果汁から醸造したりんご酢、伝統的な製法で作られた伊豆大島の海塩など、厳選された素材でマヨネーズのようなコクと風味を実現しました。

そのほかにも、パスタソースやスープ、シチュー、玄米ごはんやスイーツなど、数多くのラインナップを展開しています。

Q3.どんな方に支持されていますか?

小川さん

健康志向でオーガニックやナチュラルな食生活を好む方々に支持されており、ベジタリアンやヴィーガン、食物アレルギーをお持ちの方も多くいらっしゃいます。

また、卸先の店舗は健康食品専門店やオーガニック食材を取り扱う高級スーパーなどが多いため、質の高い食材を求める方々にも広くご支持をいただいています。

お客さまからは「おいしくてヘルシー」「体の調子が良い」といったポジティブな声を多くいただいており、健康とおいしさを両立した食品として評価されています。

【甘露】中国の薬膳スイーツと養生茶の専門店

東京・西早稲田にある中国茶カフェ「甘露」。日本でまだあまり知られていない、中国の薬膳スイーツや養生茶を展開しているそうです。

本格的な中国茶を飲めるお店は珍しいようですが…どんな経緯でオープンしたのか、運営元のタフト株式会社・代表取締役の向井直也さんに話を伺いました。

Q1.お店を立ち上げたきっかけは?

向井さん

ふたりの中国人留学生と出会ったことがきっかけです。

当時、私は高田馬場から早稲田地域を対象としたローカルウェブマガジン「高田馬場新聞」を運営していて、妻は鍼灸師の資格取得を目指して専門学校に通っていたのですが、それぞれが思い描く未来を実現するための場所として、2018年に「甘露」をオープンしました

向井さん

その後、留学生だった謝さんが「甘露中国語教室」を、妻が「甘露治療院」を開業し、現在は「甘露」ブランド価値をさらに拡大すべく、協力し合いながらそれぞれの事業に取り組んでいます。

また、2023年4月には、甘露の活動の集大成として『はじめての中国茶とおやつ(誠文堂新光社)』という本を上梓しました。

向井さん

本格的な中国のお茶を提供する店でありながら、「茶館」ではなく「カフェ」と名乗っているのは、中国茶に気軽に触れてほしいから。

中国茶というと、お作法や道具といった堅苦しいイメージを抱く人がいるかもしれません。でも私たちは、中国の人たちがお茶を飲んでのんびりしたり、友達や家族とおしゃべりしたりするような、お茶とともに過ごす楽しいひとときをお届けしたいと考えています。

Q2.商品の魅力やこだわりを教えてください

向井さん

「甘露」では、中国茶をベースに漢方の専門家監修のブレンドティーや、中国の食養生の知恵を取り入れた薬膳スイーツをご用意しています。

向井さん

スイーツは、中国全土で実際に食べたおやつを、日本で入手可能な食材で再現しています。

一般的な中華料理店でのデザートといえば、杏仁豆腐やゴマ団子、マンゴープリンなどがポピュラーです。あとは中華菓子の代表選手、月餅。でも、日本の面積の25倍もある中国に、甘いものがそれだけしかないわけがありません。

現地であれこれ食べ歩き、そこで出会った新しい味や感動的なおいしさを少しでも皆さんと共有したいという思いから、季節ごとにメニューを変えてお届けしています。今でも年に2度ほど中国を訪れ、新しいおやつを発掘しています。

向井さん

2024年秋には「養生糖水」シリーズとして、スイーツ商品をレトルト化しました

桃の花の涙ともいわれる桃の樹液「桃膠(たおじゃお)」を棗(なつめ)と炊いた「紅棗桃膠」、庶民の燕の巣と言われる白きくらげを蓮の実・百合根と合わせた「蓮子百合銀耳羹」をはじめ、中国や台湾で美容食材として珍重される食材を、控えめな甘さのスイーツに仕上げています。

向井さん

ふるふる食感の桃膠、とろとろに炊いた銀耳(白きくらげ)は、まさに新食感スイーツです

ほかにも、暑い時期に熱をとる緑豆を、ハトムギと合わせた「緑豆のおしるこ」、陳皮をきかせた広東式の「小豆のおしるこ」もご用意しています。

Q3.どんな方に支持されていますか?

向井さん

美容や薬膳に関心の高い方新しい食べものに対する感度が高い方などからご好評をいただいています。

桃膠、銀耳のような食感のやわらかい食材は、固形物の飲み込みに不安のあるご高齢の方でもお召し上がりいただけるため、幅広い層のお客さまから支持されています。

ブランドがはばたく卸売プラットフォーム「goooods」

「goooods」には、今回ご紹介したブランドのように、ここでしか仕入れられないブランドの高品質なアイテムが多数揃っています。

商品ページでは、つくり手が商品にこめたブランドストーリーが読めるのも特徴。バイヤーのみなさんは、商品の質だけでなく、つくり手の想いも加味したうえで気に入った商品を選べます。

さらに…「goooods」では、新規ブランドの出品も鋭意募集中

ご自身の情熱をもっと多くの方に広めたいと意気込むブランドオーナーのみなさんはぜひ、「goooods」で“アントレプレナー”を目指してみてはいかがでしょう?

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