『キャプテン・アメリカ:BNW』ロス役の日本版声優に村井國夫 潘めぐみ&森川智之も参加
2月14日に日米同時公開される映画『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』の日本版声優に村井國夫、潘めぐみ、森川智之が決定した。
本作は、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019年)などを世に送り出してきたマーベル・スタジオの劇場公開新作映画にして、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』に続く『キャプテン・アメリカ』シリーズ最新作。“初代”キャプテン・アメリカことスティーブ・ロジャースから最も信頼され、『アベンジャーズ/エンドゲーム』のラストでヒーロー引退を決めたスティーブから盾を託されたサム・ウィルソン(アンソニー・マッキー)が主人公となる。
村井は“新”キャップの前にレッドハルクと化して立ちはだかるアメリカ大統領ロス(ハリソン・フォード)の日本版声優を演じる。さらに、新キャラクターである元ブラック・ウィドウのルース(シーラ・ハース)役を潘、すべてが謎に包まれた役柄サミュエル・スターンズ(ティム・ブレイク・ネルソン)役を森川がそれぞれ担当する。
ロスを演じる村井は、『インディ・ジョーンズ』シリーズなどの映画で約40年もの間フォードの声を務めており、本人もお墨付き。今回の決定について、村井は「前のインディ・ジョーンズの最終章でハリソンさんとの関係もこれで終わりかなと思ったら、こういうふうに新しい作品をやることができて、それも元気なハリソンさんの姿を見て驚きました。本当に元気で、とても素敵な表情で、ああすごいな、まだこんなに元気なんだって。僕が80でハリソンさんは82歳ですか。その姿を見て、やっぱり勇気づけられたし、まだまだ頑張らなきゃなというふうに思いました。今回の作品はとても意味深いものでした」と感慨を語った。
『HUNTER×HUNTER』のゴン役、『【推しの子】』の有馬かな役などで知られる潘が演じるのは、ナターシャ・ロマノフと同じ元“ブラック・ウィドウ”で、圧倒的な戦闘能力、作戦遂行能力を誇る、ロスの側近の政府高官を務めるルース。潘は、「ブラック・ウィドウは、タフな精神力を持ちながらも、自分以外の誰かのためを想い、繋ぎ止め、自らの命を懸けて真っ当しようとする…そんな印象を抱いています。ルースは、そんな元ブラック・ウィドウとのことですが、彼女のフィジカルやメンタル、ふとした表情感にも、その繋がりを垣間見ることが出来ました」と説明する。
さらに森川が『インクレディブル・ハルク』にも登場した男サミュエル・スターンズを続投する。約17年ぶりに再演するサミュエルというキャラクターについて、森川は「いま私が言えることはただひとつ、サミュエル・スターンズの吹き替えを再び務めることのみです! 本当はファンの皆さんにアツく多くを語りたいです…彼がどう物語にかかわって来るのか…もう劇場で確かめてもらうしかないです。よろしく!」とそのトップシークレットぶりを語った。
村井國夫(サディアス・ロス(レッドハルク)役)コメント
ハリソン・フォードの吹き替えを担当することが決まった際の率直な気持ち
前のインディ・ジョーンズの最終章でハリソンさんとの関係もこれで終わりかなと思ったら、こういうふうに新しい作品をやることができて、それも元気なハリソンさんの姿を見て驚きました。本当に元気で、とても素敵な表情で、ああすごいな、まだこんなに元気なんだって。僕が80でハリソンさんは82歳ですか。その姿を見て、やっぱり勇気づけられたし、まだまだ頑張らなきゃなというふうに思いました。今回の作品はとても意味深いものでした。
MCU初出演のハリソン・フォードの演技を見てどのようなことを感じたか
前のインディの時もそうだったんですけど、若い時のインディのシーンがあって、昔こんなの撮ってたのかと思うぐらいに違和感がなくて、素敵で、若い頃のインディがそこに再生されてて、やっぱりアメリカのそういった撮影の技術というものを、素晴らしいなと思いながら見てました。ハリソンさんも本当に元気だなと思って羨ましかったです。
僕は声だけのお手伝いですが、やっぱりそれに負けないように、声にも張りを持って一生懸命頑張ってやりました。
新キャプテン・アメリカことサム・ウィルソンの魅力
やっぱりまずは、美しいということですね。とても美しい。それでやっぱりスマートだし。セリフなんか聞いてても実にいい感じですね。だから、そういう意味では本当にニューヒーローとして、これからずっとおやりになっていくでしょう。有名で人気あるアメリカン・コミックの作品ですから。やっぱり美しさっていうのは素敵だと思いますね。その美しさにうっとりしながら見てました。
潘めぐみ(ルース・バット・セラフ役)コメント
ルース役を担当することが決まった際の率直な気持ちと、“ブラック・ウィドウ”に対するイメージ
大変光栄ですし、とても有難いことだと感じています。一度、成就したと思われた夢が、再びこうした形で叶うなんて思ってもみませんでした。
ブラック・ウィドウは、タフな精神力を持ちながらも、自分以外の誰かのためを想い、繋ぎ止め、自らの命を懸けて真っ当しようとする…そんな印象を抱いています。
ルースは、そんな元ブラック・ウィドウとのことですが、彼女のフィジカルやメンタル、ふとした表情感にも、その繋がりを垣間見ることが出来ました。
新キャプテン・アメリカことサム・ウィルソンの魅力
思いやりの人だなぁというふうに思っています。盾と翼は、彼の心根にも寄り添ってくれているような気がします。誰かのために駆けつけ、断ち切り、守るための戦う力というか。そして、どんなときも彼を信じたくなる。そんな人間力も魅力的です。
森川智之(サミュエル・スターンズ役)コメント
サミュエル・スターンズについて言えること
いま私が言えることはただひとつ、サミュエル・スターンズの吹き替えを再び務めることのみです! 本当はファンの皆さんにアツく多くを語りたいです・・・彼がどう物語にかかわって来るのか・・・もう劇場で確かめてもらうしかないです。よろしく!
新キャプテン・アメリカことサム・ウィルソンの魅力
新しいキャプテン・アメリカ、サムはとても責任感が強く、情に厚い人物ですね。もし一緒に戦うようなことがあれば、喜んで背中を預けられる、信頼できる魅力的なキャラクターだと思いますし、戦い方もスピーディーでスタイリッシュ! それに冷静でもあるので、皆を引っぱりまとめるリーダー的な存在ではないでしょうか。
■公開情報
『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』
2月14日(金)全国公開
出演:アンソニー・マッキー、ダニー・ラミレス、リヴ・タイラー、ジャンカルロ・エスポジート、ハリソン・フォードほか
監督:ジュリアス・オナー
製作:ケヴィン・ファイギ
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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