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ビズリーチ WorkTech研究所所長の友部博教さん

ビズリーチ WorkTech研究所所長の友部博教さん

「管理職になりたくない」と考えるビジネスパーソンが増えていると言われている。例えば「働く10000人の就業・成長定点調査2024」(パーソル総合研究所が毎年2〜3月に実施)では「現在の会社で管理職になりたい」と回答した人はわずか17.2%。3年前の24.0%から6.8ポイント下降している。しかし最近、ちまたの管理職不人気説とは相反するデータが公表された。回答したビジネスパーソンの74.3%が「管理職になりたい、または続けたい」と答えたというのだ。一体どういうことなのか。調査を実施した「ビズリーチ WorkTech研究所」の友部博教所長に聞いた。

ハイキャリア人材に目立つ管理職志向

――7割超のビジネスパーソンが「管理職になりたい、または続けたい」と答えたというのは、最近の管理職=無理ゲーといった風潮からすると意外です。

今回のアンケート調査の対象はビズリーチに登録している会員(有効回答数1290)です。高度なスキルや経験を求められる、いわゆる「ハイクラス転職」を視野に入れている方が比較的多いので、他のアンケートとはちょっと毛色の違う結果になったのだと思います。

世の中全体を見ると、管理職の負担が増していて、なりたくない人が増えているのは事実だと思います。ただし、働き続けていればやらざるを得ない状況も生まれてきますし、転職市場では「40歳を超えると管理職経験を求められる」などとも言われます。ですから、キャリアに関して感度の高い方々は管理職経験をどう捉えているのかを探りたいと思い、今回の調査を企画しました。

結果として、目指したいキャリアが明確な人やキャリアの幅を広げたい人たちは、「たとえ罰ゲームであろうと管理職を経験しなければ次のステップには進めない」という感覚を持っていることが明らかになったと思います。

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【募集中】2025年に目指すべき新しい管理職 ビジネスアーキテクトへの道

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