子育て中に思うこと

ちょっと聞いてもらいたいこと

鬼は外~福は内~

そういえば、この前の日曜日2月2日は節分でしたね~

節分って2月3日ではなかったのかな⁉

 

節分は中国の暦に関する法則に由来があります。

立春は冬から春になる境目で、新年を迎えるような日として特に重要視されました。

重要視されていた立春の前日のみの行事に変化しましたが、本来は季節を分けるという意味で立春立夏立秋立冬の前日が節分とされています。

 

立春は毎年固定されているわけではなく、地球の公転周期によって変わります。

地球が太陽の周りをまわる周期は、約365.2422日なので4年ごとの閏年で調整されますがぴったりと合うことはありません。

 

暦を調整するために立春がずれることで節分の日付も変わります。

 

今年も2月3日と思い込んでいましたが、過去には2月4日の年もあり、今後4年ごとに節分の日が2月2日になると予想されています。

 

節分によく食される恵方巻恵方とは、陰陽道の考えに基づいたその年の神様(歳徳神)がいる方角のことでこれも毎年変わります。

 

恵方巻は、江戸時代から明治時代にかけて大阪の商人が商売繁盛を願って食べたのが始まりと言われています。

当時は、丸かぶりずしなどと言われていたそうです。

関西地方で行われていた習慣ですが、全国販売しているお店によって各地へ広まっていきました。

 

今では、恵方を向き一本丸ごと食べることで無病息災や商売繁盛の運を一気にいただくという意味で食べられているのです。

これ、食べている途中でおしゃべりしたり食べるのをやめたりすると運を逃してしまうそうです。

 

地域によっては、そばを食べる風習があったり、こんにゃくを食べたりするところもあるそうです。

 

子どもが喜ぶ豆まきも中国から伝わった風習です。

季節の変わり目に生じる邪気を追い払い、無病息災を願う儀式として行われ始めました。

 

鬼は節分当日の深夜に来ると言われているので豆まきは夜に行うのがいいそうです。豆を入れた升を持ち、下手投げでまくのがよいようです。

 

寒いですが玄関、窓などを開け、奥の部屋から順に鬼を追い出すように豆をまき、まき終わったら福を逃さないようにすぐに閉めましょう。

 

我が家も毎年節分の行事をやっています。

心の中で「豆を思い切りまかないで~」と懇願しながらまいていますが、子どもは楽しいのでたくさんまきます。

我が家は交代で鬼役になり、インターホンを押して「鬼でーす」と言いながら入ってきます。

ごっこのように豆まきしながら走り回り、残骸が大変です。今年も次の日早起きして掃除をしました(笑)

これは、いつまで続けるのでしょうね~

恵方巻を作りました