事案の概況
最近急にマグロとブリが食べたくなるんです。突然「今日はマグロが食べたくなった・・・あそこ行くかな」とか「なんだか急にブリ刺しが食べたくなった・・・あの店だな」という感じです。とにかくマグロかブリなんです。何かの病気でしょうか?
鮪(マグロ)が食べたい
先日も夕方頃、急にマグロを食べたくなったので向かった先は川口駅近くの居酒屋 谷ツ田。この店のマグロは厚切りなのが最高です。まず手前に厚切りマグロ3切れ。そしてその奥にもマグロが見えます。680円だったかな。
江戸時代にはマグロは下賤な魚だったらしく、江戸っ子はむしろ初ガツオに目の色を変えたようですね。金持ちはマグロなんか食べなかったようです。
奥のマグロもトロットロのプリップリでホントシアワセです。たまりません。
マグロは刺身、鮨、ぬた、山かけ、ネギトロ等、生で食べることが多いのですが、みそ漬け、粕漬、照り焼きなんかもうまいんですよね。カマの塩焼き、目玉や卵巣の煮つけ、みそたたき、皮の湯引きなんかを食べさせてくれるお店はないかなー。
ちょいちょい盛りの破壊力
そしてこの谷ツ田という居酒屋はお刺身ちょいちょい盛りというメニューがあります。ちょいちょいとは名ばかりでこの迫力!これで一人前1300円。クイーンズ伊勢丹より多分安い・・・。
ただ、ちょいちょい盛りはあまりに量が多くて、一人飲みの時はこれだけでお腹いっぱいになってしまいます。なのでペース配分がとても重要。
鰤(ブリ)が食べたい
そしてブリも急に食べたくなる時があります。寒鰤は旨いですもんね。ここは魚屋の中で飲める北浦和の「かね吉」というお店。ここでのブリ刺しはセットメニューに組み込まれることも多く、新鮮で脂のノリも素晴らしく旨い。この日の盛りつけは山の斜面のように奥は高く、手前にくるほど低くなる向山(むこうやま)です。
ブリは生長によって呼び名が変わる出世魚。縁起の良い魚です。東京だと20cmぐらいまでを「ワカシ」、40cmぐらいまでを「イナダ」、60cmぐらいまでを「ワラサ」と呼びますよね。そしてブリは90cmを超える成魚。ブリは冬が旬ですが2月末頃になると味もおちるのでまさに今食べるしかありません。
これは別の日のブリですが、ブリは脂が多いため、醤油を付けると脂が醤油をはじくので負けじと醤油をたっぷり付けて食べます。冬のブリは特に日本海側のものがうまく、切り身の照り焼きも本当にうまい。
酒は花陽浴
そしてマグロやブリ刺であればもちろん日本酒です。この日は冷たい酒を。
埼玉は羽生の酒、花陽浴(はなあび)の純米吟醸。黄色ラベルは酒米が美山錦だったと思うのですが、八反錦(はったんにしき)と比べて飲みやすくスッキリした味わい。花陽浴は入荷も少ないのであれば必ず飲む感じです。
おわりに
この記事を書いてるそばからマグロとブリがまた食べたくなる事案が発生したため、今日もマグロとブリ刺しの美味しい店を探してさまよいます。最後の写真はマグロとシメサバ、そして佐藤の白。なんだかシメサバも急に食べたくなってきた。
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