まず西園寺さんと父との関係性の話。要ります?
ここだけ異質な雰囲気が充満するので、そんな失言癖なダメ親父のエピソード必要?って感じだけど、ここまで大きなフリをするのだから、過去にとんでもない出来事があったんでしょう・・・。
一方楠見の義母役で奥貫薫さんが登場するので、この楠見と義母、ルカママとその母との関係性が明らかになっていきそうなので、楠見の家族への執着が浮き彫りになるのにはまだ興味が湧く。
でも西園寺父との確執だけはぜんぜん興味湧いてこないんだよなー。
今回は、しおしおスープを飲むシーンがやっぱり一番で、楠見のガチな天然っぽさと、西園寺さんの「今、いい大人がスープ飲んで泣いてたのに?」は最高の出来。
でもその後のベンガル社長の言葉で泣いちゃったけどね。
あとルカ役の倉田瑛茉(えま)ちゃんの振る舞いが今回もとっても良かった。
4歳って演技できるんだっけ、と思っていたら、瑛茉ちゃんは3歳の時に「下剋上球児」に出演していてセリフもあったという事実。
今回は演技中でも明らかに飽きてたり、違うところに集中がいってたりと、そこが4歳児らしく、とてもリアル。それを躾がーとか言ってもね。4歳って好奇心旺盛で、大人しくさせる方がそもそも無理でしょ。ぶ~らん、いいね!
ただリキが吠えるシーンはちょっと怖くてビクッとした。実際ルカに向かって吠えてるわけではないにしろ、あんな風にわざと吠えさせたってことなの?
一方レスQ社内のトラブルにはどうにも共感できない箇所多し。
バナー広告のリンク先を間違えたとか、それもライバル会社へ誘導しちゃったとか、ライブ配信のシステムが間に合わねーとか、ちょっと現実味が薄っぺらすぎて、さすがに入り込めない。
社長役が藤井隆なのはものすごくいいのだけど、そこで起こるトラブルがどうにも醒める事案ばかりなのが残念すぎる。