RoomClipユーザーの収納に関するtipsを紹介する「収納のコツ」連載。
今回は、シンプルなインテリアで暮らしを整えているharuさんに、収納をより使いやすくスッキリまとめるコツをお伺いしました。手軽なアイテムを活用するテクニックたちは、どれも今すぐ真似したくなること間違いなしです♪
今回教えてくれたユーザーさん♪

1歳と0歳の年子姉妹のママです。長女を妊娠中に運動がてら家の片付けや収納を始めたところ、ドハマリしていまい100円均一の物を活用して収納を始めました。狭いアパートなので貴重な収納スペースを工夫して、家族みんなが使いやすい収納を目指しています。
100均アイテムを活用してスッキリ

haruさんは、生活感を極力表に出さない、シンプルな暮らしを楽しまれています。そんなharuさん宅は、収納の中を拝見しても、やはりスッキリとシンプル。ケース類がピタリと気持ちよく収まり、整然と並んでいるのが特徴的です。どのようなことに配慮したり、工夫したりしながら、この美しい収納にたどり着かれたのでしょうか?まずは、そのあたりから教えてください。

「細かなものは、目に見えるところには置かず、引き出しや棚の中に入れています。同種の収納ケースやカゴを使って、見やすく使いやすく分類しています。また、テプラでラベリングすることで、家族みんなにわかりやすくしました。使っている収納アイテムは、基本的に100均一です。」
暮らしに欠かせない細々したものは、思いのほか多くあります。なるほど、それらをケースを使い分けながらバランスよく、収納の中にしまうことで、使いやすくスッキリとした暮らしを実現されたんですね。100均やテプラといった、身近で手軽なキーアイテムが登場しましたが、実際にどのようにして活用しているのかが一番気になるところ。
そこで、ここからは、家の中でも細々としたものが特に集まるキッチン収納にフォーカスしながら、haruさん流の活用術をチェックしていきます。収納の中までスッキリキレイに整えたいという方はもちろんですが、『100均にはいろいろなケースがあるから、どれを選べば良いかわからない!』『同じ種類のケースを集めたら、中身が分からなくて使いづらくなった』なんてお悩みの方は特に、その解決の糸口が見えるはずです。
キッチンのスッキリを支える収納術と名脇役3つ
その1 サイズ展開の多いカゴが大活躍


「私が愛用しているのは、100均のネームが付けられるカゴです。大きさや深さ違いで5種類くらいあるので、用途ごとに選ぶことができます。この戸棚では、よく使うふりかけ用、毎日は使わないけどないと困るインスタントコーヒーやスープ類用、野菜の皮むき機や缶切りなどの細々した調理器具用と、おおまかに分けています。さらに、テプラをつけて、ひと目で中身が分かるようにしました。使用頻度の高い調理器具は、カゴに入れず扉裏に引っ掛けています。このあたりの調理器具を黒で揃えているのもこだわりです(笑)」
その2 説明書類の管理に便利な個別フォルダ


「よくかさばる説明書。それでいて、いざ必要!となった時にすぐ出ないと困ります。そこで私は、KOKUYOの個別フォルダを使って、すっきりひとまとめにしました。ここでもテプラが活躍しています。見つけやすく、取り出しやすいです。」
その3 ゴミ袋を収納ケース&テプラで見やすく


「キッチンの必需品、袋類の整理には100均のゴミ袋収納ケースを使っています。中に厚紙を挟むことで、袋の型崩れが起きず、より取り出しやすくできます。ぱっと見ではサイズや種類が分かりづらくなるものも多いですが、テプラでラベリングすれば問題ありません。」
オススメの収納アイテム

1番のポイントは、ネームが前に付けられるところです。何が入っているのか、わかりやすくできます。また、サイズ展開が豊富なのも魅力です。いろいろな用途に使い分けることができます。色もいくつかあるので、インテリアとの相性や好みで選べるのも良いですね。同じ種類のカゴを使うと、収納の中に統一感が出てスッキリさせやすいのでオススメです。
最後に、収納が苦手な方へのアドバイスをいただきました

「私は最初、収納が苦手でした。でも、使いにくいストレスから解放されたくて、収納を見直しはじめました。高価なものからはじめるのは気が引けたので、とりあえず100均で良さそうなものを買って使いながら、自分に合った道具やスタイルを探りました。100均アイテムだと、自分に合わなかったときも、ショックがあまりありません(笑)
また、いきなり細かく分けると、ハードルが上がる気がします。持続させるためにも、まずは大まか分類からはじめるのがオススメです。ついでに同じ種類のカゴにテプラで何を収納したか書いておくとスッキリまとまってるように見えます。」
少しずつ自分スタイルを探ろう

スッキリとした収納に憧れるほど、いざ手を付けようと思い立った時、一気にあれもこれも、あっちもこっちもやりたくなってしまいます。でも、それは途方もないです。もしかすると、その瞬間は良くても、長い生活の中で続けていくうち、ストレスになり収納リバウンド……ということにもなりかねません。だからこそ、haruさんの『少しずつ、手軽なものから、探り探り』というアドバイスに、はっとします。揃えやすいケースと出会ったり、分類の方法を工夫したりを少しずつ重ねながら、じっくりと見直していくのが良いんですね。
暮らしの癖、自分と家族の性格、それは十人十色です。焦らず、無理のないベストスタイルを導きだしていくharuさんの収納術、ぜひ参考にしてみてください。
haruさんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!