
本連載ではRoomClipユーザーさんが暮らすワンルーム・1Kをご紹介。真似できるリアルな工夫やとっておきのスタイルを探っていきます。
今回お話をお伺いしたのは、北欧シック……そんな言葉を当てはめてみたくなるような、知的な落ち着きを放つお部屋づくりをされているRyoさんです。シンプルに快適を研ぎ澄ます、素敵なお部屋づくりのコツをさっそくチェックしていきましょう。
今回教えてくれたユーザーさん♪
プロフィール

数年前まではインテリアには興味がなく、部屋にはベッドと丸テーブルしかありませんでした。しかし、当時付き合ってたインテリアコーディネーターの子の影響で、気がついたら北欧テイストの部屋になっていました!(笑)RoomClipの方々のお部屋には到底及びませんので、どうぞお手柔らかにお願いします。
お住まい

- お住まいの地域: 東京都
- お部屋の種別: 1K(キッチンと居室がドア等で仕切られている)
- 居住面積: 28.76m2
- 家賃: 82,000(管理費込み)円
- この家に住む人: 本人のみ
- ご職業: 会社員
- 趣味: シンセサイザー、作曲、映画鑑賞、お笑い
いまのお部屋に決めた理由はなんですか?


「デザイナーズで物件を探していました。コンクリート打ちっぱなしの壁と、無垢材の床、無垢材ならではの色味と暖かさに惚れ、即決でした!」
お部屋のこだわりを教えてください


「北欧テイストをメインにコーディネートしたつもりです。ただ、北欧というと少し可愛らしくなり過ぎる気がしたので、ブラウンやグレー系の色味を多く入れて、落ち着いた雰囲気を目指しました。」
気づいたらいつも居る場所はどこですか?


「体にフィットするソファの上、もしくは、ソファの前です。最近は在宅作業が多いので、ソファ前は主に仕事中です。ソファの上にいる時は、iPadでYouTubeを見たり、作曲してたりしていることが多いですね。」
しっとり落ち着く、ビターな北欧スタイル【ここがポイント!僕&私の工夫】
①メリハリのある落ち着いた雰囲気づくり


「基本的に部屋の色味は、ブラウンとグレー、ブラックで統一することで、落ち着いた雰囲気にまとめています。さらに、スタッキングシェルフでベッドエリアとリビングエリアの空間を分けて、心地よいメリハリを出しました。」
②アイキャッチは存在感のあるモノトーンアート


「モノトーンのアートを飾っています。フランスの画家Julien Colombier氏の 『THUNDERCLOUDS』という作品です。原画は黒板にチョークで描いたものですが、それの限定コピー版になります。図柄の好みが分かれると思いますが、ひと目見て気に入り、買ってしまいました!」
③落ち着いた雰囲気に映えるアクセントアイテム


「アクセントとしては、北欧テイスト柄のクッションと、この部屋のなかでは割とビビッドな青のひざ掛け(ソファに掛けています)も良い仕事をしてくれています。機能的に深い意味はないのですが、気に入っている存在です。」
④美しくも管理は楽な観葉植物


「観葉植物は、IDEEで買った 『BOTTLE by BOTANIST』です。 ガラス瓶の中に、緑が美しいアヌビアス・ナナという水草が入れられたテラリウムは、わずかな水と部屋の照明で育ちます。これもまた、癒しを担当する部屋のアクセントです。植物は部屋にひとつあると気分が変わりますが、枯れちゃうと悲しいですよね。そんな方にぜひ、おすすめです。」
⑤機能よりも雰囲気を楽しむディスプレイ


「北欧テイストのクロックとアクセサリー掛けです。 両方ともIDEEで購入しました。アクセサリーを掛けることはないですが、置いてあるだけでオシャレに見えます。」
最近買ったナイスなアイテムを教えてください

ずっと欲しかったニキシー管時計です。ご存知の方はお分かりになると思いますが、世界線を変動させるあの時計です。真空管のようなオレンジの光の暖かみと、サイバーパンクな見た目が気に入っています。
今後インテリアで挑戦してみたいことがあれば教えてください


「HayのサイドテーブルDLMが欲しいです(笑)最近、シンセを弾きながらお酒を飲んだり、作曲の本を開いたりすることもあるんです。そんな時、シンセの隣におけるサイドテーブルが欲しいと思っています。また、部屋に飽きてきたのでラグやペンダントライトを変えたいとも考えているところです。」
お話をお伺いして

Ryoさんのつくるインテリアは、全体的にロースタイルです。北欧スタイルならではの穏やかな雰囲気と、落ち着いた色味にこだわったコーディネートと相まって、より一層、リラックスしたシックな空間へと導かれていました。オープンシェルフを用いて、圧迫感なくスマートにひと部屋をゾーニングしているのも素敵ですね。ゆったりとしていても、しっかりとメリハリがあることで、あらゆるシーンを快適に過ごすことができそう。
関わった人の影響で北欧スタイルへと向かっていたインテリアを、いかに自分らしく、居心地よくブラッシュアップしていくか。Ryoさんは、そんな風に考え工夫しながら、今のお部屋をつくり出していました。型を大切にしながら、型にはまり過ぎないというのも大切なんですね。それに気が付くと、どんな空間でもインテリアの楽しみ方は無限大です♪ぜひ、Ryoさんならではのスタイルと工夫、参考にしてみてください。
Ryoさんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!