
本連載ではRoomClipユーザーさんが暮らすワンルーム・1Kをご紹介。真似できるリアルな工夫やとっておきのスタイルを探っていきます。
今回お話を伺っていくのは、コンパクトな1Kを効率良くシンプルにコーディネートしながら、暮らしを心地良さで満たしているyuさんです。家具選びの工夫のお話を中心に、リラックスしたお部屋づくりのコツを教えていただきました。
今回教えてくれたユーザーさん♪
プロフィール

20代後半ひとり暮らし。2021年夏に海外から帰国した際、家具・家電がほぼゼロでした。本当に気に入ったものだけを慎重に買い集めて今に至ります。またいつ引越すか分からないので、身軽さ維持に努めています。
お住まい

- お住まいの地域: 京都
- お部屋の種別: 1K(キッチンと居室がドア等で仕切られている)
- 居住面積: 20m2
- 家賃: ひみつ
- ご職業: 研究職(文系)
- 趣味: ギター、服飾、カメラ、珈琲
いまのお部屋に決めた理由はなんですか?


「自然と都会との距離感がちょうどよい場所で探していました。いくつか候補があったのですが、内見してみて天井が高く、日当たりが良く、収納が広かったのが決め手です。」
お部屋のこだわりを教えてください


「正直なところ、決まったテーマは特にありません。むしろ、これからテーマが見つかったときに備えて、小物や布物で調整していけるよう、様々なテイストに対応しやすいアイテムのみ置いているつもりです。もっとも、多少の趣味はにじみ出ていると思いますが(笑)。それから、質感は妥協しないよう気をつけています。レイアウトで意識しているのは、低めの家具(高さ1メートル以下)のみ選ぶこと。また、兼用可能なものを取り入れることの2点です。」
気づいたらいつも居る場所はどこですか?


「カフェテーブルの前に座ってることが多いです。ダイニングテーブルであり、作業用テーブルでもあるので、メイクするのもPC作業するのも、ご飯を食べるのも全部ここです。しっかりくつろぎたいときは、ソファに移動します。」
身軽な暮らしを支える、1人2役の家具選び【ここがポイント!僕&私の工夫】
①マットレス兼、ソファ


「三つ折りのマットレスを折りたたんで、ソファ代わりにしています。背もたれには、掛け布団が入っています。組み換えの手間はかかりますが、座り心地は最高なのでそんなに苦じゃありません!(笑)」
②カフェコーナー兼、調理台


「コーヒー用品を飾っている棚は、調理台としても活用できます。最初から兼用するつもりで、調理しやすい高さ・素材のものを選びました。」
③ゾーニングの飾り棚兼、サイドテーブル


「ベッドとテーブルの間には、区切りになるように飾り棚を置いています。寝る前に使うボディクリームやキャンドルが置いてあり、サイドテーブルの役割も兼ねています。」
最近買ったナイスなアイテムを教えてください

天板の美しさ、フォルム、サイズ感のすべてが気に入ってます!直径70cmでオーダーしたので小さすぎず、邪魔もならないベストサイズです。
販売サイトで商品を見る今後インテリアで挑戦してみたいことがあれば教えてください

「現状、ようやくフレームが整ったなという段階です。これから小物や布物でディテールにこだわって、自分らしいテイストを探究していきたいと思っています!」
お話をお伺いして

yuさんは、1Kのリビングの中心に生活のあらゆるシーンを共にするカフェテーブルを置いています。食事に仕事、趣味、休息。そのほとんどがこの場所で展開されるのだそう。何をしていても優しく、あたたかい気持ちを誘ってくれる角のない形もいいですよね。また、その横にはより深くくつろげる、ベッド兼ソファスペースがあります。抜け感のある飾り棚による、ONとOFFのゆるやかなゾーニングも絶妙でした。
yuさんは、これから先のことも視野にいれつつ、柔軟で身軽な暮らしを意識されています。それが、1Kという間取りを機能的に利用するのにも適っているのが素敵です。リラックス感を生み、新しい挑戦にも寛大な身軽さ……間取りを問わず、多くの暮らしづくりに取り入れたくなる考え方ではないでしょうか。ぜひ、厳選することの意義や家具選びの可能性の広さを教えてくれるyuさんの工夫やアドバイス、参考にしてみてください。
yuさんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!