
本連載ではRoomClipユーザーさんが暮らすワンルーム・1Kをご紹介。真似できるリアルな工夫やとっておきのスタイルを探っていきます。
今回お話を伺うのは、神奈川県のワンルームで一人暮らしをされているkazu19962000さんです。目と心を奪う、アートと近未来を巧みに融合させたお部屋づくりのアレコレに迫っていきましょう。
今回教えてくれたユーザーさん♪
プロフィール

神奈川県在住の会社員です。大学、大学院と工学を学び、現在は機電メーカーの設計をしております。イメージを形にすることが好きで、映画、YouTube、旅行で訪れた場所で得たインスピレーションを部屋づくりに活かしています。
お住まい

- お住まいの地域: 神奈川県
- お部屋の種別: ワンルーム(部屋とキッチンに仕切りがない。玄関あけたらすべてがオープン)
- 居住面積: 35m2
- 家賃: 82000円
- この家に住む人: 一人暮らし
- ご職業: エンジニア(機械設計)
- 趣味: 映画鑑賞、音楽鑑賞、オーディオ、カラオケ
いまのお部屋に決めた理由はなんですか?


「日々の生活で、少しの非日常感を味わえるような物件を探していました。そして出会ったのが、広いバルコニーのあるこのお部屋です。最寄りの駅周辺は大学生時代に住んでいた土地でもあるので、生活のイメージがしやすかったのも大きな決め手です。」
お部屋のこだわりを教えてください


「シンプルで近未来的な部屋をテーマにインテリアコーディネートしています。加えて、部屋各部で現代アート美術館風、和風など追加テーマを持たせました。とは言え現状ではまだ、コーディネートは模索中。そのため、全体の統一感はやや欠いています。それはそれでテーマパークのようで楽しいのではないかとポジティブに捉えています。」
気づいたらいつも居る場所はどこですか?


「テレビの前です。休日の夜は、お酒を飲みながら音楽ライブBlu-ray、映画、YouTubeを見てゆっくりすることが多いです。テレビ周りは音質にこだわっていて、これで見る映画、音楽ライブは最高です。」
シンプルで現代的な部屋を実現すること【ここがポイント!僕&私の工夫】
①アート作品を飾った、お気に入りのアイキャッチ


「アートパネルとBE@RBRICK1000%です。部屋の雰囲気を決めるような、アート作品が欲しくて購入しました。共に使われている色が似ていて、ポップな感じなのでとても気に入っています。」
②アートに特化したスペースをつくる


「現代アート美術館の雰囲気を醸し出す棚です。言葉にすると恥ずかしいですね(汗)。棚自体はニトリの組み合わせで形状を変更できるものを利用していつくっています。そこにアートパネル、BE@RBRICK、映画、音楽Blu-rayを飾りました。」
③和も香るテイストミックスは、モノクロでまとめる


「ここの壁収納では、シンプルで現代的な和風インテリアをイメージ。ディアウォール、デジタル時計、書道アートという異なるテイストのインテリアを、モノクロというテーマでまとめています。主に普段使いのバッグを置いています。」
④机周りは書道アートで魅せる和の空間


「机周りはよりシンプルで現代的な雰囲気を目指し、和風寄りにまとめています。大きな書道アートをメインに据えて、周りの壁収納や棚もモノクロで統一しました。」
⑤デザイン性もパフォーマンスも追求したテレビ周り


「LG製4Kテレビの脇に、B&Wのブックシェルフスピーカーを置いています。部屋の大きさに対して結構場所をとっていますが、とにかく最高です!配線に関しては、外から見えないように気を遣っています。」
最近買ったナイスなアイテムを教えてください

Boseから発売されているスマートスピーカーです。シンプルなデザインがかっこよくて、再生している曲のジャケットが前面の液晶に表示されるのがお気に入りです。Amazon Musicと連動させて、家事の最中BGMを流しています。
販売サイトで商品を見る今後インテリアで挑戦してみたいことがあれば教えてください

「この部屋を選ぶ決め手になった大きなバルコニーが、まだ手付かずの状態です。次はバルコニーのコーディネートを行いたいと思っています。今はコーディネートのアイデア探しを絶賛楽しみ中です。」
お話をお伺いして

kazu19962000さんは、バルコニー側にあるキッチンに合わせてテーブルスペースをつくり、反対側のウォークインクローゼットの周囲に収納やデスクスペースをアートに展開しています。好みのアートと自分のベースとなる近未来的要素をインテリアのテーマに据えることで、kazu19962000さんにしかつくれない「らしさ」と個性を表現されているのも素敵なところ。アート、ナチュラル、和、モダン、近未来的要素と、さまざまなテイストが遊び心たっぷりに注ぎ込まれているから魅力たっぷりで、どこを向いてもワクワク興味をそそられます。
不思議なのは、部分を見るとテーマパークみたいな賑やかさがあるのに、全体を見るとスッキリとまとまっていることです。その秘訣はモノクロのカラーコーディネートにあります。『楽しむところは楽しんで、抑えて締めることも忘れない』それが大切なんですね。ぜひ、そんな学びもくれるアイデアや工夫を参考にして、自分ならではのお部屋づくりを楽しんでみてください。
kazu19962000さんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!