「いい塩梅で好きとキレイと楽を取った、器量良しな幸せキッチン」 by bubueさん

「いい塩梅で好きとキレイと楽を取った、器量良しな幸せキッチン」 by bubueさん

RoomClipユーザーの素敵なキッチンを紹介する「憧れのキッチン」連載。

今回は、遊び心という華を忘れずにすっきりとインテリアを楽しむbubueさんに、キッチンづくりの工夫やこだわりをお伺いしていきます。

30代夫婦、高3男子、年長娘の4人家族です。家は建売住宅。キッチンは、ホワイトのL字型。可愛い食器や可愛いキッチングッズを日々探し求めています。

大好きに囲まれたすっきり幸せ空間

bubueさんのつくるインテリアは、すっきりとしているけれど色も柄もアートやユーモアもしっかり取り入れられています。どれもが魅力的なのに、お互い喧嘩しないちょうどいい塩梅なのが素敵なところ。そのセンスの高さはキッチンづくりにもそのまま活かされていました。シンプルでも彩りや華やぎがあります。どうすればこんなにも整っていて、絵になる空間にしていけるのでしょう……。まずはキッチンへの思いや、大切にしていることから教えていただきました。

bubueさん

「キッチンはRoomClipで出会えた、たくさんの大好きに囲まれた幸せ空間です。毎日パパッと拭きあげてキレイを保てる、ほぼほぼ仕舞い込んだすっきりスタイルです。」

絶妙にちょい見えするL字型

好きなものがあって、日々のお手入れは楽でと、愛着とキレイが主役のキッチンなんですね♪そして、間取り図を拝見すると、ソファダイニングと心地良くリンクしたL字型であることがわかります。腰壁で仕切られた対面部分はシンクになっているから、洗い物をしながらテレビを見たり、会話を続けたりできるあたたかいカタチではないでしょうか。腰壁が比較的高めに設定されているので、手元や奥の作業風景はリビングやダイニング側の風景にはさほど影響しないのも気の利いているポイント。一方で、ちょい見えする壁面にはアイキャッチを置いて魅せているのがおしゃれですよね。

ここからは、バランスよく美しいキッチンに仕上げていくbubueさん流のキッチンづくりの秘訣に詳しく迫ります。『好きも快適も、楽も全取りしたい!』という方は特に必見です。

キーワード1 キレイは保ちやすく、大好きは諦めない

bubueさん

「理想は、大好きなものが目にたくさん飛び込んでくるような、今とは真逆の見せる収納を中心にしたキッチンなんです。何度かチャレンジしようと思ったものの、性格上断念。油の飛び散りなどが凄いコンロ周りは、毎日ササッと拭いて終わりにしたいので、本当のところは何も置かないでいるのがベストだとわかっています。でも、ダイニング側からも見える場所なので、写真を撮るときのことを考えたら少しは何か飾りたい……。なので自分の許せる範囲内で飾ることも楽しんでいます。見せる収納は諦めたけど、食器や調理器具などは大好きでいっぱいにしています♡」

キーワード2 ラインを整えた横顔の美しさ

bubueさん

「正面からの見た目も大切ですが、横から見たときのラインがそろっていると、とてもすっきりキレイに見えます。そのため、家具や家電は隣り合うものとのバランスを重視して、凸凹しないように奥行きを意識して選びました。」

キーワード3 収納は、パッと見キレイ中はざっくり

bubueさん

「キッチンの収納は、使いやすさ第一です。同じものを何個か並べると整っているように見えるので、収納ケースはとりあえず同じものを並べ、あとは適当にポイポイ。実は、中身はざっくりです。ちなみに、食器類もだいたい同じものを3~4枚買うことが多いです。」

キッチンをもっと素敵にするためのアドバイスがあれば教えてください

bubueさん

「やっぱり使いやすさも人によって違うので、自分で試す他ありません。いろいろ冒険して、そのときそのときのベストや大好きな状態を保てるようにできたらいいなーって思います。私もキッチンは、本当に何回も変化を求めては失敗を繰り返しました。すっきりしたキッチンは自分にとって使い勝手は良いものの、写真で見ると凄くつまらないんですよね(笑)なのであーしたいこーしたいと言う気持ちと何度も葛藤しています。きっとこれからもその繰り返しになることでしょう。」

まとめ: 幸せなキッチンのつくり方

好きなものがあること、好きな色があること、それらが心地良いバランスで美しさを際立たせていること……心を満たす見た目は、間違いなく幸福度を高めてくれます。でも、キッチンはそれだけではいけません。使うから汚れるし、道具も雑貨も多ければ掃除はややこしさを極めます。好きに囲まれた、好きがあふれるキッチンは決して簡単に実現できるものではないですよね。

そして、難しいからこそ諦めてしまう方も多いのではないでしょうか。憧れよりも現実的な使いやすさや清潔優先となるのは仕方がないことだと感じます。ただ、bubueさんは諦め切らずにいい塩梅で両立していました。だから、すっきりしているのに淡泊さや寂しさがないのです。それはまさに、見た目も中身も好印象な器量良し。『そんなキッチンなら元気が出そう、自然とやる気が出て毎日に張り合いが増しそう!』と心惹かれたらぜひ、今回教えていただいたアイデアやアドバイスを参考にしてみてください。


bubueさんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!

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