みやまで「九州オルレフェス」3月9日開催 「食肉祭」も!

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田園風景を楽しみながら歩くのも「九州オルレ」の魅力

 自然や歴史に触れながらマイペースで楽しむ山歩き「九州オルレ」をもっと盛り上げようと、コースの一つがある福岡県みやま市で3月9日、「九州オルレ ウォーキングフェスティバル」が開かれます。初心者も挑みやすいよう、通常の半分ほどのコース(約5キロ)も用意。主催する九州観光機構は「グルメ企画もあるので、気軽に参加して、オルレの魅力に触れてほしい」と呼びかけています。

済州島が発祥の山歩き

 九州オルレは、韓国で人気のウォーキング「オルレ」を広めて観光客を誘致しようと、同機構などが連携して導入。済州島で人気の「済州オルレ」の姉妹版として2012年3月、武雄(佐賀県)、天草・維和島(熊本県)、奥豊後(大分県)、指宿・開聞(鹿児島県、現在は廃止)の4コースで本格スタートしました。


全18コースを紹介するパンフレット

 その後も各地に設けられ、現在は九州7県に計18コース(約9~14キロ)があります。①自然の道②安全③歴史や文化が感じられるといったテーマ性がある――ことなどが認定の要件で、各地の協力で25コースが認定された一方、豪雨被害で維持が難しくなるなどして7コースが廃止されたそうです。


歩き方などを解説する九州オルレの専用サイト

 オルレは元々、済州島の方言で「家に帰る細い道」の意味。コースをつくる際は、実際に機構職員や済州オルレの関係者らも歩いてみて、自然や地域住民の暮らしに触れられるかどうかなどをチェックするそうです。


パンフレットは九州観光機構や観光案内所などに用意

みやま・清水山の魅力

 九州オルレを楽しんだ人は2023年度までの累計で約60万人。山道が舞台となるオルレは、都市型観光と一線を画す面からも注目されています。

 ピークの15年度は約10万人が訪れ、このうち韓国人が約6万人に上ったものの、その後は日韓関係の悪化やコロナ禍で減少。23年度は持ち直しましたが約3万人で、このうち韓国人は約700人にとどまりました。24年度も回復基調にありますがピーク時の水準には遠く、同機構はフェスなどを起爆剤に国内外の利用を促したい考えです。


当日のコースなどを紹介する「九州オルレ ウォーキングフェスティバル&食肉祭」のチラシ裏面


 今回のフェスが企画されたみやま・清水山コース(11.5キロ)は16年度に開設。フェスでは参加者数を考慮し、八楽会教団から清水小学校までの約8キロを歩きます。所要時間は4、5時間ほどの見込みです。


神宿る竹林

 地元で「神宿る竹林」と呼ばれる静穏な林を抜け、女山史跡森林公園・展望台や清水寺本坊庭園、三重塔などの景観が楽しめそうです。昼食は、地元の食材を使った弁当が用意されます。


女山史跡公園・展望台

 スタート時間は午前9時、9時30分、10時、10時30分の4回を設定。定員は各回250人。参加費は中学生以上3000円、小学生は1500円。申し込みはウェブなどで2月21日まで受け付ける予定ですが、定員になり次第、締め切ります。

「食肉祭」を同時開催!

 気軽に参加してもらおうと、フェスに合わせて「食肉祭」が3月8、9日に開かれます。会場は福岡県筑後市の筑後広域公園・フィットネスエリアで、キッチンカーが駆けつけ、飲食物の提供や物品販売を行います。ステージイベントも計画しています。


「九州オルレ ウォーキングフェスティバル&食肉祭」のチラシの表面


 当日は、予約不要のシャトルバスが運行し、JR筑後船小屋駅と筑後広域公園間、同公園とフェスで歩くコースの出発・ゴール地点の間を結びます。


チラシを手に、参加を呼びかける松嶋さん

 九州観光機構の地域共創部でフェスを担当する松嶋佑一さんは「九州オルレは四季によって景観が変化し、通常の通過順と逆で歩いてみるなど、飽きの来ない楽しみ方ができます。安全に通れるように地域の手で維持されており、ぜひフェスをきっかけに魅力を知ってほしい」と話しています。

 フェスの詳細は専用ページでも紹介。問い合わせは事務局(070-4532-7691またはメール)へ。

チャンネル九州塾では

 九州観光機構は、YouTube公式アカウント「チャンネル九州塾」でも、九州の様々な魅力を伝えています。

日本最南端のスキー場を満喫!


 温暖な九州にある白銀の世界を、九州観光機構の職員でつくる「九州をツナギ隊」の3人が訪ね、スノーボードで満喫する様子をライブ配信しました。宮崎県五ヶ瀬町の「五ヶ瀬ハイランドスキー場」で、日本最南端のスキー場として知られています。「宮崎とは思えない」と、ふかふかのパウダースノーにダイブする姿も。アーカイブ映像で見ることができます。

高千穂の観光スポットをイッキ見

 ショート動画でも各観光地などを発信中。宮崎県高千穂町の高千穂峡や天岩戸神社、高千穂がまだせ市場などを一度に見られる動画もあります。

ヘビにまつわるパワースポット

 2025年は巳(み)年。ヘビを意味する「巳」にちなんで、九州のヘビにまつわるパワースポットを紹介。大蛇の伝説が残る景勝地や、生きたシロヘビを拝んだり、触れたりできる神社など、九州7県の10か所を解説します。

 チャンネル九州塾の登録者数は2025年1月、目標の1万人に到達しました。1月22日現在で約1万1300人となっており、九州観光機構の担当者は「引き続き、九州の幅広い魅力を職員自ら明るく、楽しく、元気よくお伝えしてまいります。皆さまの『わくわく』につながるよう頑張りますので、ぜひご視聴をお願いします」と話しています。


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