井上円了没後100周年記念講演会・講談講演「円了デー」を開催
井上円了没後100周年記念講演会・講談講演「円了デー」を開催
井上円了研究センターでは、井上円了没後100周年を記念する「円了デー」として、2019年10月26日
に講演会と講談公演を開催しました。
第1部の講演会では「今につながる円了哲学」をテーマとして、多様な分野の研究者5名による講演が
行なわれ、円了哲学の現代的な魅力に迫りました。続く第2部では、かつて井上円了を主人公とする
講談を作られたこともある若手講談師、神田山緑氏による講演/講談「井上円了の愛した妖怪学~講
談と怪談について~」が行なわれ、笑い声の絶えない賑やかな記念行事となりました。
【日時】
2019年10月26日(土) 9:00-14:20
【会場】
東洋大学白山キャンパス 125記念ホール(8号館7階)
【プログラム】
開会挨拶
竹村 牧男(東洋大学学長)
【第1部】講演会
「今につながる円了哲学」
「円了の哲学講義」
長谷川 琢哉 (親鸞仏教センター研究員)
「哲学の見える化―哲学堂と東洋大学」
佐藤 厚 (東洋大学東洋学研究所客員研究員)
「愛される大学」
三浦 節夫 (東洋大学ライフデザイン学部教授)
「井上円了と近代アジア」
山口 しのぶ (東洋大学文学部教授)
「インターネットの中の妖怪学」
吉田 善一 (東洋大学理工学部教授)
【第2部】講演&講談
「井上円了の愛した妖怪学~講談と怪談について~」
講談師:神田 山緑
妖怪博士=井上円了先生のエピソードをもとに講談化!
講談の歴史や怪談噺などを取り入れた講演となりました。