未踏ソフトウェア畑PM最終成果報告会に行ってきました
てなーわけで、レポート。
「レポート」っていうのは適切な言葉だよね。持ち歩けるノートPC持ってないから、レポート用紙にボールペンでメモ書きしたものを元に色々思い出しながら書く。
フレームを活用したスクレピングによるマッシュアップ支援ツール
スクレイピングをビジネスに・・・というお話。
フレームというのは、HTMLの解析に使う枠組みのようなものらしい。
今後
- ベイジアンフィルタとか使いたい
- UIがまだ甘いとか
オブジェクト管理APIおよび簡単システム構築UI
- ニコニコプレゼン w
この仕組みを使って簡単につくってみたもののひとつとして、オーディエンスからのツッコミをリアルタイムで受け取って、プレゼンの下に流れてくるようなものが。これは、結構面白いw でも、中には「つっこみに目がいってプレゼン見れない」みたいな意見もw
背景
- 仕様決定(確認も)したのに、カットオーバー直前で仕様変更があったりとか
- デスマかw
- 時代についていくのが大変
- Tagづけ対応したりとか
- SNS化したりとか
- そのたびにプログラムの修正→影響
- 柔軟にしたい
特別後援:mixi(株) 笠原社長 「企業と組織の発展 mixiの場合」
- 会社発展の壁は「人数」
- 10人の壁
- 10人くらいの居心地のよさ→誰もが創業者目線
- 言わなくてもやりたいことが伝わる
- いる人と入ってきた人の認識や意識の違い
- 新入社員が入ってはやめ、入ってはやめが繰り返された時期も
- このままじゃいかん!
- 会社組織→各部署でリーダー、リーダーの下へ新しい人が入る形
- 指標・評価の明確化
- 10人くらいの居心地のよさ→誰もが創業者目線
- 200人の壁
- フロアが分かれている
- 意思疎通・情報共有が大切
- 誰がどこで何をやっているかがわからなくなる
- 経営者のビジョンが伝わらなくなる
- なんとかせにゃという時期
- フロアが分かれている
- ??人の壁
- 今後もぶつかることでしょう
動的仮想世界でのコミュニティ形成を軸とするネットワークゲーム
背景
- MMORPG
- 時間とお金の蓄積が大事
- ウェブによりコミュニケーションツール
- もう一歩進んで何か楽しみたい
- 友達と共同作業とかしたい
プロジェクト概要
- 個人の蓄積的要素
- ブロックで何か作る
- ウェブ連動
- プロフィールとか
- 日記とか
デモ
- ゲーム上でスクリーンショットとったものを、ブログに貼り付け
- その画像から、ゲーム内の座標にジャンプすることも可能! (スゲエ
- ブロックを拾ったり集めたり組み合わせたりでいろいろつくれる
- テスト公開中にあった出来事
- 建物作ったり
- ひたすら天を目指したり
- ブロックの組み合わせでドット絵作ったり(マリオとかw)
- テスト公開中にあった出来事
建物の変化の様子は、オフィシャルサイトでムービーで公開されてます。色々文化が生まれそうで面白い。
これは結構面白いなーと思う。セカンドライフが何ではやってないかって、やっぱりモノを作るのがすごく難しかったり(一部のプログラマや企業しか作れないんじゃ意味がない)、ゲーム内だけの閉じた世界だったりとか。ゲームに入り浸らなくてもコミュニケーションできるし、そのうえでゲームに入ったら入ったで誰かと協力してなにかしたりってことができるという。バランスの良いアイデアですね。
問い合わせ学習を用いた自動操作ソフトウェア「子猫の手」
PC上のさまざまな作業を自動化するアプリ。
これまでの自動化
- すぐ失敗するという
- クリック位置間違えたりとか
- ウィンドウが開いてないのに処理しちゃったりとか
- 自動化するのが手間(スクリプト書かなきゃだったりとか)
- そんなことなら手動でやったほうが良い
子猫の手
- プログラミングは不要→自動学習
- 操作の意図を理解した自動化
デモ
SUGEEEEEE・・・!
いくつかデモを見せていただきましたが、これはすごい!
結構何でもできちゃうかんじ。
特別講演:サイボウズ(株) 青野社長
青野さん、めちゃくちゃしゃべるのうまい。
「こんにちは!!」の一言で会場の空気をもっていったww
「あれ?こういう空気じゃない?空気読めてなくてごめんなさい」という空気を読みきった発言。
- 青野さんの軌跡
- ちょいデキ!の宣伝
- 3分間ライフクッキングwww
- 「dankogaiも絶賛!ってほめられてるのかどうかわからないんですが」
- ということで、私も弾さん経由で買わせていただきました。
- 今思うこと
- わからないこと→仲間に聞くことが大切
- そういう仲間を集めよう
- それでもわからないこと
- 時にはやめる勇気も
- 開発者が経営者になって気をつけること
- 開発者たるもの、「あれもやりたいこれもやりたい」になりがち
- でも、開発費以上の売り上げが無ければ倒産してしまうということは忘れてはいけない
- わからないこと→仲間に聞くことが大切
なんというすばらしい講演!
笑いありのためになるの、ホント力を感じました。
「技術者だから経営者としてどうだか」と自分でおっしゃってましたが、トンデモない。このオーラは間違いなく。
講演後…というか、成果発表会が終わった後ですが、なんと、真後ろに青野さんが座ってらして、直接お話させていただきました。
自社の製品に対する思いや、今後のサイボウズの展開など。個人的に感じたのは、日本が世界に誇る工業製品を出してきた各メーカと同じような考え方で、自社のソフトウェアを考えているな、ということ。早い者勝ちな開発になりがちなIT業界(特にウェブでは顕著ですが)で、ひとつのコンセプトの製品をひたすら良いものにしていこうとする、そういう意思は、まさに「メーカ」だな、と。
もうなんというか、本当に素敵な方でした。ファンになりましたw
というか、私が今バイト先で運営しているメディアのお話もしたら(以前、青野さんのインタビュー記事を掲載したこともあり)、わかってくださいました!めっちゃ嬉しかった(笑)
宣言的アプローチによりJavaScriptマッシュアップエンジン
マッシュアップの壁
懇親会→サイボウズ・ラボ見学会(?w)
畑さんとも直接お話することができまして。未踏ソフトについて色々お話聞かせてもらいました。まぁ要するに、未踏応募しようぜ!ってことです(笑)
ネタもちょっと考えてるのがありますので、次あたり応募してみようかと。まだ学生のうちにやることやっておきたいですね。せめて。応募だけでも…
サイボウズ・ラボには、竹迫さんにお誘いいただいた総勢20名ほどで押しかける形にw
ラボに住み着いているというid:amachangさんにもお会いできました。せっかくamachang経由で報告会も知ったのでご挨拶したいと思っていたので嬉しかったですw
ラボ内ではWiiとか、エロとプログラマーの話とかで盛り上がってました。ゆーすけべさんには初めてお会いしたんですが、すごい方なんですね*1、iPod関連でw早速実践してみます。(ぉ
コーヒーご馳走様でした。
色々お話してくださった方、ありがとうございました。
また機会があればこういったイベントも参加したいですね。PHP界隈のイベント以外に行ったのは初めてでしたが、かなり色々勉強になった感じです。みんなやってること様々だし、視点も違うし、やっぱり外に出ることは大事だなーと思いましたね。
まぁ私もまだまだクソ学生ですが、常に学ぶことを忘れず、色々なことに挑戦したいと思った一日でした。
まとめて写真見る場合はこちら(Flickr)でー。*2
って、ラボ内の写真は載せてOKなんかな?ダメだったらコメでもメールでもいいんで連絡ください><