安定のインド・ネパールカレー店 : Bendika

恵比寿駅近くのインド・ネパールカレー店です。

お店は、恵比寿駅から広尾方面に向かう道にあります。
集合住宅の１階にテナントとして入るお店で、歩道から少し奥まった場所にあります。
外観は、普通にインド・ネパールカレー店です。

店内は、白色を基調としたソファー席そちょっと高級感があります。
もともとはこの場所がオイスターバーであったところで、改装が小規模であるため、このような雰囲気のようですね。
４人用テーブル６卓ほどですが、奥にオイスターバー時代からの特別席で個室があり６～７人程度で利用できる空間になっています。

メニューは、ネパールの蒸し餃子であるモモ（８５０円）やネパールの焼そばであるチョウメン（７００円）があるところからネパール人が経営、もしくは調理を行っているのがわかりますね。
それでもネパール色よりもインドっぽさの目立つメニュー構成になっており、ネパール定食のダルバートはありません。
また、生ビールとのセットメニューがあり、１人あたりの単価では高めの恵比寿界隈においては、安く飲めるのでありがたいところです。

いただいたのは、
■マトンビリヤニ（１，３８０円）
本格店ではないので、炒めて作るビリヤニです。
長粒米、パウダーのスパイスで作ってありますが、スパイスをぶんだんに使っているのか、まずまずの美味しさがあります。
また、マトンは価格の割に量が多く入っていて、満足感がありますね。マトン以外にはゆで卵が半分埋まっていました。
ライタも付きますが、野菜がたっぷり入っていて、これも美味しいです。
モモ（８５０円）もチョウメン（７００円）も作れないと言われ、飲んだ後のシメに５人でマトンビリヤニを２皿食べました。

■ハリヤリティッカ（９００円）
サグカレーに使うようなほうれん草ペーストでマリネしたタンドール料理です。
ちょっとニンニクも効いていて、青菜の味わいも加わり、鶏肉が複雑な味わいになりますね。
美味しいです。

■チリチキン（８９０円）
赤色が強いですが、照明の影響で、実際はそこまで赤くなく、辛くもありません。
鶏肉を使った中華の炒めものに軽くスパイスを加えたような味わいです。

■タバンと生ビールセット（１，０５０円）
シークケバブをナンで巻いた食べ物と生ビール１杯のセットです。
前回食べたときは、中央にあった調味料が赤黒く、辛いものだったのですが、今回はオレンジ色に近い赤色で、辛さはマイルドになりました。
それでも他の料理よりはちょっと辛いですが、適度な辛さという感じです。
ナンで巻いてある料理なので適度なボリュームがあり、辛さもあるので、軽くつまみながら、お酒を飲むのにちょうどいいですね。

■ポークチャットと生ビールセット（８９０円）
タンドール窯で焼く豚肉を野菜と和えたものと生ビール１杯のセットです。
ムスリム（イスラム教徒）の禁忌な豚肉を使っているので、このお店が完全に日本人向けなのがわかりますね。
豚肉はタンドール窯で焼いているようで、香ばしくもあり、燻製のように味が凝縮しています。
野菜と一緒にマイルドなスパイスでマリネしているようで、コリアンダーやターメリックあたりを使っているようですね。
あっさりしていて、サラダ感覚で食べられるのがいいでしょう。

■チキンティッカと生ビールセット（８９０円）
同じく、タンドール窯で焼く骨無しチキンのチキンティッカ２個分と生ビール１杯のセットです。
チキンティッカは、スパイスでマリネして下味をつけますが、時間が短いか、スパイスの量が少ないのか、マイルドですね。
サイズもさほど大きくないので、ジューシーさに欠きますが、こちらも安いので満足です。
中央にはサラダを盛ってくれていて、ゴマドレッシングがかかっています。

■パパド（無料）
アルコール類を注文すると、お通しのパパドが１人１枚無料で提供されます。
胡椒が効いていて、ちょっとスパイシー。

●生ビール・メガ（７５０円）
通常のジョッキだと４９０円です。仲間は飲兵衛が多くて、メガを飲む人のほうが多いです。

●ハウスワイン・赤（３２０円）
香りも味わいも弱いですけど、一応、赤ワインの味がしますし、何より安いので文句はありません。


恵比寿・広尾界隈は客単価の高いお店ばかりなので、空いていて安く飲めるお店は貴重です。
カレーはシェアしにくいので、シメの主食には不向きなのが弱点ですが、ビリヤニがありますし、たまに利用するにはいいお店でしょう。

恵比寿駅近くのインド・ネパールカレー店です。

お店は、恵比寿駅から広尾方面に向かう道にあります。
集合住宅の１階にテナントとして入るお店で、歩道から少し奥まった場所にあります。
外観は、普通にインド・ネパールカレー店です。

店内は、白色を基調としたソファー席そちょっと高級感があります。
もともとはこの場所がオイスターバーであったところで、改装が小規模であるため、このような雰囲気のようですね。
４人用テーブル６卓ほどですが、奥にオイスターバー時代からの特別席で個室があり６～７人程度で利用できる空間になっています。

メニューは、ネパールの蒸し餃子であるモモ（８５０円）やネパールの焼そばであるチョウメン（７００円）があるところからネパール人が経営、もしくは調理を行っているのがわかりますね。
それでもネパール色よりもインドっぽさの目立つメニュー構成になっており、ネパール定食のダルバートはありません。
また、生ビールとのセットメニューがあり、１人あたりの単価では高めの恵比寿界隈においては、安く飲めるのでありがたいところです。

いただいたのは、
■シークケバブと生ビールセット（８９０円）
タンドール窯で焼く、シークケバブ２本分と生ビール１杯のセットです。
シークケバブは、鶏肉で作られていて、あっさりしています。
赤いですがスパイスも強くなく、食べやすいですね。
生ビールは、ザ・プレミアム・モルツ〈香る〉エールですが、サーバーの管理が甘いようで、ちよっと雑味がありました。
それでも安いので満足です。

■チキンティッカと生ビールセット（８９０円）
同じく、タンドール窯で焼く骨無しチキンのチキンティッカ２個分と生ビール１杯のセットです。
チキンティッカは、スパイスでマリネして下味をつけますが、時間が短いか、スパイスの量が少ないのか、マイルドですね。
サイズもさほど大きくないので、ジューシーさに欠きますが、こちらも安いので満足です。
中央には,ラダを盛ってくれていて、ゴマドレッシングがかかっています。

■ポークチャットと生ビールセット（８９０円）
タンドール窯で焼く豚肉を野菜と和えたものと生ビール１杯のセットです。
インド人は豚肉を調理しない、食べないことが多いので、このメニューからもネパール人の運営なのがわかります。
こちらは、マイルドなスパイスでマリネしているようで、コリアンダーやターメリックあたりを使っているようですね。
まさにバーベキューのように香ばしく焼いたものを野菜と和えてあります。
あっさりしていて、南アジア料理初心者にも食べやすいでしょう。

■タバンと生ビールセット（１，０５０円）
タバンを初めて食べましたが、シークケバブをナンで巻いた食べ物と生ビール１杯のセットです。
これだけだと、イメージどおりの食べ物ですが、中央にある調味料が特徴的です。
見た目は赤黒いのですが、見た目そのままのイメージの辛さがありますね。
ネパール人はインド人ほど辛く味付けしない傾向にありますが、これは強烈に辛いです。
そこも踏まえて、量は多くなく、少量をつけて食べるぐらいがちょうどいいでしょう。

■チキンビリヤニ（１，２５０円）
本格店ではないので、炒めて作るビリヤニです。
それでも長粒米で、パウダーのスパイスをぶんだんに使っているのか、まずまずの美味しさがあります。
チキンティッカと同様のサイズの鶏肉が２個入っていました。

■チョウメン（７００円）
中国語でいうところの『炒麺（チャーミェン）』が語源なので、中華料理から派生したネパール料理です。
彼らは漢字を理解しないのでこれが中華料理であることを知る人は少ないでしょう。
色合いは、コリアンダーやターメリックが入っていそうですが、普通に塩焼きそばという印象ですね。
シエアする主食なら、ビリヤニがおすすめです。

●ネパールのビール（６００円）
定番の銘柄『ネパールアイス』ですね。軽いです。

●インディアンビール（６００円）
こちらも定番の銘柄『キングフィッシャー』です。やっぱり、軽いです。

●翠ジントニック（４００円）
見た目は洒落っ気が無いですが、安いので嬉しいです。

●角ハイボール（４５０円）
ハイボールは充実しており、日本、バーボンを中心にタイやインドのウイスキーも揃えてあります。

●こだわり酒場のレモンサワー（３９０円）
標準的なレモンサワーですが、これが恵比寿で３００円台というのは安いですね。


凡庸なインド・ネパールカレー店ですが、個々の料理は特別に美味しくはないものの、どれも平均か、それ以上の水準ではあると思います。
何よりも大きな長所としては、恵比寿・広尾間でこの価格設定でやっている飲食店が少ないので、貴重な存在であることでしょう。
この界隈で安く飲むなら、強くおすすめできるお店ですね。