arflex(アルフレックス) を知る10のトピックス
2014/04/16
”憧れの家具ブランド”として挙げる人が最も多いだろうブランドの1つ、arflex(アルフレックス)。1969年の設立以来、日本のインテリアシーンを牽引したきたモダンファニチャーのトップランナーです。
憧れで終わらせず、もっと知り、もっと本質を感じていただくべく”アルフレックスの10のトピックス”をご紹介。その実力と魅力に迫ります。
arflexの由来は、イタリア語で「家具」を意味する「arredamenti」と、
英語で「柔軟性」を意味する「flexibility」から
アルフレックスのブランド設立は1951年、ファニチャーデザイン先進国・イタリアで生まれました。
日本とアルフレックスの出会いは1967年。アルフレックスジャパンの創設者(現会長)・保科正氏がアルフレックスイタリアの門を叩くところから始まります。工場に勤め家具作りのノウハウを身に付けた保科正氏は、極東地域の販売権とオリジナルデザインの製造権を持って帰国。アルフレックスジャパンを立ち上げ、輸入販売とオリジナル家具の製造をスタートさせ、日本の住環境にフィットした家具を生み出します。
現在では、ソファ製品のほとんどを国内の自社工場で製造。日本製ならではの短い納期と高い品質、そして充実したメンテナンスサービスを実現しています。グローバルブランドの精神・品格と、国産メーカーとしての技術・サービスが融合した存在、それが「イタリア生まれ日本育ち」のファニチャーブランド・アルフレックスです。
アルフレックスのカタログやショールームを目にすると、そこに広がる光景に心奪われます。まさに憧れの存在。しかしそれは家具そのものに対してだけではなく、正確には、そこで営まれるだろう生活に対してである、と気づきます。
アルフレックスが行うのは、常に「新しいライフスタイル」の提案。1970年代、応接間にあったソファをリビングに移し、ソファを囲んだ家族団らんを提案してきたころから続く一貫したブランドポリシーです。
一例を挙げるなら、2013年に発表された「BRERA」(ブレラ)シリーズ。
これは「テレビを見る者もいれば、スマートフォンを触る者もいるし、読書をする者もいる。ソファを中心に家族は集まり、各々好きなことをしながらも空間を共有する。そんな”新しい集い方”を提案する」というのがテーマ。最新型のリビングの光景を見事に抽出したこの提案に心躍る人は少なくないことでしょう。
暮らし方の提案から始まる製品の提案。それがアルフレックスのスタンスです。
デザイナーの起用も「イタリア生まれの日本育ち」の本領を発揮。国内外の気鋭デザイナーとタッグを組んでいます。
イタリア人デザイナーでは、古くは、その名がアルフレックスを代表する名作にもつけられたMario Marenco(マリオ・マレンコ)。また、Sergio Brioschi(セルジオ・ブリオスキ)など多くのデザイナーが、デザインを提供する初めての日本企業としてアルフレックスジャパンを選んでいます。
日本人デザイナーでは、近年、藤森泰司、倉本仁、坪井浩尚の3名を起用し、若い層を対象とした新製品群を開発。3者の生み出した新シリーズがいずれもヒットを飛ばし、新たなアルフレックスファンの獲得に成功しています。
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