高円寺シアターバッカスで開催された、映画「死後写真」一周年記念上映。
個人的に大好きな作品なので、スクリーンで観られるチャンスを見逃すわけにはいかない。しかも14時からスペシャルトークショーも開催されるとあってはなおさらだ。
好きな作品は何度観てもいいものだし、観るたびに好きが深まる。
野球どアホウ未亡人の夏子とはタイプの違う、儚くも芯のある女性を演じられた森山みつきさんの演技に今日も見蕩れた。
モノクロで作られた作品なのに、唇が紅をさしたように赤く見えてしまうくらいどっぷりと。
上映後のアフタートークでは、作品に贈られた数々の映画賞のトロフィーがお披露目されたり、
作品のモチーフとなった「死後写真」が紹介されたり
劇中では観られなかった「死後写真」が披露されたり、
「一年記念、今だから言えることは?」
「この映画はどういう映画なんだろう?」
などの質問コーナーがあったりの充実っぷり。
さらには溝井監督から長編化計画が始動していることが発表された。
これは楽しみでしかない。
上映後に購入しようと思っていたグッズたちがほぼほぼ売り切れていた!!残念。
自分を恨みつつも人気っぷりが嬉しくもなり、次回の事前購入を固く心に誓った。
高円寺で死後写真の世界を堪能した後、お目当ての銭湯がある西荻窪に移動。開店時刻の16時までにはまだ少し時間があったので、まずは駅の反対、南口側に出て、井の頭通り方面を散策。
シンプルな佇まいがどことなく惹きつけるまつばやさんに出会った。
小腹も空いているし、喫煙可能店というのもありがたい。
大きめにカットされた具材の食感が楽しいナポリタン。
ママさんが好みを聞いてくれて、甘さを調整して作ってくれるアイスココア。
どちらも絶品だ。
自分以外のお客さんはいつもいらっしゃっている顔なじみ同士の常連さんばかりのようだが、自分のような一見に対して排他的なところはなく、落ち着いて過ごせる食事も居心地も最高の一軒だった。
通りがかった古本屋、盛林堂書房さんに立ち寄って一冊購入。
古本屋さんがもう一軒、駅の北口側にもあることを買い物終わりに教えてもらい、ちょうど銭湯に向かう道すがらなので寄ってみたが、店内ににいてもわかるくらいに外が暗くなってきたので早々に退散。雲行きがだいぶ怪しい。
一階に玄関と下足箱、フロントは地下
地下ということを忘れさせるくらい開放感がある、大きく広い窓から差し込む光を受けて、きらめいて輝くお湯は肌当たりも滑らかでなんとも心地よい。
完全に暗くなる前に来られてよかったと思いながら湯に浸かって、窓の外の庭を眺めて蕩けた🤤
至福の時間をご馳走様でした🙏
しかし映画「死後写真」の長編化計画が始動してくれるとは嬉しすぎて心が躍る。
どこにどんな場面が足されるのか、新しく撮るシーンはあるのか。楽しみがやまない。
湯に浸かりながらそんなことを考える時間にも蕩けた🤤
最後までお読みいただきありが湯ございました🙇♂️
※1010、文化湯さんの紹介ページはこちら。
※長編化が待ち遠しい、映画「死後写真」公式サイトはこちら。
※高円寺シアターバックスで死後写真からの池袋シネマロサでの野球どアホウ未亡人、森やまつりで蕩けたあの日のブログはこちら。