はてなセリフを簡単キレイに作る方法
人気爆発の『はてなセリフ』。既に「はセリ」という略称が出来ているようだが、これまでのパターンからいけば「はてセ」なんじゃ。とか、どーでもいいわな。
んで、ワシもいくつか作ってみたんだが、ちょっとクセがあって、使いこなすのにコツがいる。じゃけん、折角作ったのに、完成度が低くてもったいない作品が少なくない。そこでワシのやり方を紹介してみる。なーに大丈夫、難しいことはないって。絵心無し、PhotoShopを使ったことも無いワシが、無料ソフトだけでやるけん、お前らにもできるって。あ、スマンがソフトはWindows用だ。他のOSの場合はそっちの定番ソフトを使えば同じことができると思う。
画像検索・画像アップローダーで素材をゲット
まずは素材だ。手っ取り早いのは各検索エンジンの画像検索を使う方法。Web検索ではGoogleが圧倒的に強いが、画像検索ではココってとこがないので、お目当ての画像が見つかるまで、渡り歩くしかないかなぁ。画像対応の横断検索とかあるんだろうか。教えてクレイ。
画像アップローダーについては、「ふたばちゃんねる」などが有名。他は適当にググれ
動画をキャプチャーして素材にする
映画やCM、アニメの印象的なシーンを素材にするのも手。キャプチャーするにはWMPじゃダメ*1
定番MPC。キャプチャしたいシーンで[ファイル→画像の保存]か[F5]を押すだけでOK。ただし出力をオーバーレイにしていると出来ないので、VMR(Renderless)を選んでおく。7と9の違いはワシにはよく分からん。知ってるヤツはフォロー頼む。
再生が軽く、破損ファイルやダウンロード中でも再生できることから「ある特定の人たち(笑)」に人気のGOM。MPCよりちょっとだけ高度なキャプチャーができる。Ctrl+Gでメニューが出るので、それに従うこと。
高機能キャプチャーソフト。動画は撮れないが、静止画やFlash動画ならコレが一番。取り込んだ時点で減色までやってくれるので、ソフトの説明書などを書く時には重宝する。もちろんこの記事もWinShotでキャプチャーしている。
JTrimで加工
いよいよここから加工作業に入る。手順としては、加筆修正、トリミング、レベル調整、ノイズ除去、リサイズ、減色、保存、といった感じになる。お絵かきの世界では、それぞれの手順を得意としたソフトを使い分けるのが一般的だ。そうすることでできるだけ高品質な出来上がりが期待できるわけだ。ただ、ワシら素人がそこまでやると大変なので、JTrim一本で済ませることにする。
Gimpで加筆修正
いきなりだがJTrimはレタッチソフトなので、加筆修正機能は弱い。なので別のソフトを使うことになる。ワシには絵心が無いのでよく知らないのだが、おぺらたんの絵師もGimpを使ってたのでGimp使っとけば間違いないだろう。
トリミング
無駄な領域をカット。そうすることで表現したい部分を大きく見せる事が出来る。はセリの最大サイズ500x500を頭に置くこと。
レベル調整
明るさ・コントラストや色合いを調整する。字幕が読みやすくなるように対称色にする。
ノイズ除去
[イメージ→ノイズ除去]を選び、強さを指定する。この一手間をかけるだけで画質が大きく変わり、圧縮率向上にも繋がる。これを使いこなせれば、素人くさい画から脱出できる(かも)
リサイズ
[イメージ→リサイズ]またはCtrl+Rでリサイズする。このとき必ず[再サンプリングを行う]にチェックを入れ、プルダウン一番下のLanczos3を選ぶ。そうしないと画質が落ちてしまう。
256色に減色(最重要)
はセリはどんな形式でアップロードしても、最終的に256色GIFに変換される。この減色アルゴリズムがいまいちで、激しく画質が落ちてしまう。だから前もって[カラー→色解像度の変更]で256色に減色しておくこと。誤差拡散を使うかどうかは、ケースバイケースで。一般的に実写の場合は誤差拡散を使い、アニメ調の時は使わないと良い結果が得られる。
とりあえずココまで
とりあえずココまでが「画像加工編」ということで。「セリフ位置を楽に調整しよう編」はまた後で。
*1:OS標準のソフトだけ使ってたんじゃ、PCがもったいないぞー