Windows 10をVAIO Zにインストールして、最低限の開発環境を構築する手順
Windows 10をVAIO Z(VJZ13A1)にクリーンインストールした。今のところはWindows 10に満足している。
方針
- OneGetを使ってみる
- MSYS2を使ってみる
Windows 10のインストールまで
- diskpartを使う手順でインストールUSBメディアを作成して、普通にインストール
- Windows Update(USB LANアダプタを使っていたので、普通にインストールした時点でネットワークを認識していた)
- 公式サポートで配布しているWindows 10移行ツールを使って、ドライバーをインストール
- 一部ドライバーが不足するので、オリジナルドライバーの一部を導入
ドライバー入手の時点で面倒だとかそういうのは一切なく、本当にすんなりインストールできる。今までのVAIOと比較したら隔世の感がある。
Windows 10の設定
好みの問題で、以下の設定を行った。
- タスクバーを右クリック→プロパティ→ナビゲーション→「左下隅を右クリックするか(中略)PowerShellに置き換える」をON
- 設定→パーソナル設定→スタート→「全画面表示のスタート画面を使う」をON
Windows 10、スタートメニューをフルスクリーンに設定すると、メニューを表示するまでがもっさりするなぁという感じがあったんだけど、この設定したら解決した pic.twitter.com/u5Xzg38ftn
— てるろー (@terurou) October 15, 2015
PowerShellの設定
PowerShellを起動して、ポリシーを変更する。
Set-ExecutionPolicy RemoteSigned
OneGet(Chocolatey)の設定
Windows 10から、OneGetが標準搭載されて便利になった。OneGetでは、Chocolateyリポジトリを参照することが可能なので設定する。
PowerShellで、以下のコマンドを実行する。Find-Packageでfirefoxを指定しているが、別になんでもいい。途中でChocolateyのモジュールを登録するか否かをか聞かれるので、y(es)と打っておく。
Get-PackageProvider chocolatey Find-Package -Provider chocolatey firefox
OneGet(Chocolatey)でパッケージのインストール
有名どころのパッケージであれば、Chocolateyでのインストールでも問題はないので、使えるところには積極的に利用する。
とはいえ、私がOneGet(Chocolatey)でインストールしたパッケージは以下のみ。
Install-Package firefox Install-Package google-chrome-x64 Install-Package keepass Install-Package jdk8
MSYS2
最近はMSYS2だとpacmanが使えて便利とのことなので、インストールしてみた。
インストールは、MSYS2 installerに書いてある通りで良い。pacmanのコマンドオプションは、pacman - ArchWikiあたりを見とけばよい。
デフォルトでPATHには/usr/local/binが通してあるのだけど、なぜか/usr/localが存在してないので、作っておく。
mkdir /usr/local
追加パッケージ
gccやらのビルドに必要な最低限のパッケージを入れる。
pacman -S base-devel pacman -S msys2-devel
Gitをインストールする。依存パッケージとしてopensslやらsshやらvimやらが入るので便利。
pacman -S git
Cmder
minttyよりCmderの方が好きなので、CmderからMSYS2を扱えるようにする。Cmderの設定画面で以下のように入力する。
- Startup → Commandline :
"C:\msys64\usr\bin\bash.exe" --login -i
あと、フォントは好みだとは思うけど、あずきフォントにした。
その他
Office, Visual Studio, IntelliJ IDEA等をインストールしているが省略。