ガザ地区の停戦と人質解放の交渉をめぐり、イスラエルとイスラム組織ハマスが最終合意に達しました。
仲介にあたったカタール政府は15日、イスラエルとハマスが、第1段階として19日から6週間の停戦を実施し、ハマスは人質33人を解放すると発表しました。引き換えにイスラエルは収監しているパレスチナ人を釈放することになります。その後、イスラエル軍の完全撤退など第2段階に移行する交渉が始まるとしています。
2023年10月以降、ガザ地区では4万6707人が死亡していました。合意を受けてハマスは「15カ月以上に渡る勇敢な抵抗の結果だ」と声明を出しました。イスラエルのヘルツォグ大統領も「正しく、重要で必要な動きだ」と述べ、合意を支持しました。(ANNニュース)