※随時改訂しています。
私が書く程度のものであれば、概ね、これらを参照すれば十分。必ずしも、すべて熟読したわけではありません。以下、備忘録として。
- 作者: 島田晴雄
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1986/07/10
- メディア: 単行本
- 購入: 3人 クリック: 28回
- この商品を含むブログ (1件) を見る
とても内容の濃い労働経済学の教科書。古いですが、政策論を語る上では、いまだ通用するのではないかと。
2.大森義明『労働経済学』
- 作者: 大森義明
- 出版社/メーカー: 日本評論社
- 発売日: 2008/03/01
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 38回
- この商品を含むブログ (4件) を見る
前書を新しい理論から補う上で。
http://d.hatena.ne.jp/kuma_asset/20080918/1221745835
3.樋口美雄『雇用と失業の経済学』
- 作者: 樋口美雄
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞社
- 発売日: 2001/11
- メディア: 単行本
- クリック: 29回
- この商品を含むブログ (8件) を見る
これもやや古いので、改訂版を期待。
4.野村正實『日本的雇用慣行 全体像構築の試み』
日本的雇用慣行―全体像構築の試み (MINERVA人文・社会科学叢書)
- 作者: 野村正實
- 出版社/メーカー: ミネルヴァ書房
- 発売日: 2007/08
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 36回
- この商品を含むブログ (14件) を見る
日本の雇用システムの形成過程、いわば「縦軸」からそれを理解するための本。
5.デービッド・マースデン『雇用システムの理論』
- 作者: デヴィッドマースデン,David Marsden,宮本光晴,久保克行
- 出版社/メーカー: NTT出版
- 発売日: 2007/05
- メディア: 単行本
- 購入: 3人 クリック: 62回
- この商品を含むブログ (10件) を見る
雇用システムの一般論とその国際比較、いわば「横軸」から日本の雇用システムを理解するための本。
http://d.hatena.ne.jp/kuma_asset/20081214/1229264736
6.濱口桂一郎『労働法政策』
- 作者: 浜口桂一郎
- 出版社/メーカー: ミネルヴァ書房
- 発売日: 2004/06/01
- メディア: 単行本
- 購入: 3人 クリック: 27回
- この商品を含むブログ (7件) を見る
日本の労働政策の形成過程を理解するための本。ただし、最初の章は異端説(たぶん)。
7.菅野和夫『雇用社会の法』
- 作者: 菅野和夫
- 出版社/メーカー: 有斐閣
- 発売日: 2002/07
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 10回
- この商品を含むブログを見る
日本の雇用システムと労働法の関わりについて。
8.久米郁夫『労働政治 戦後政治の中の労働組合』
労働政治ー戦後政治のなかの労働組合 (中公新書 (1797))
- 作者: 久米郁男
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2005/05/26
- メディア: 新書
- 購入: 2人 クリック: 64回
- この商品を含むブログ (22件) を見る
日本の雇用システムの中の労働組合を、一般論を踏まえて位置づける。
- 作者: 厚生労働省,厚労省=
- 出版社/メーカー: 国立印刷局
- 発売日: 2006/08
- メディア: 大型本
- クリック: 12回
- この商品を含むブログを見る
これらの本では十分補えない日本の非正規労働者の実情について。やや古い分析であるが、世間の見識は、ここを起点にしていままであまり変わっていない。
なお、日本の雇用システムと景気循環の関係は、これらの書からはうかがうことはできないが、それは、このブログ等で過去に何度か触れている。ほかに、国際労働問題の観点から何か一冊加えたいところ。