自主映画コンペティション「PFFアワード2025」の応募受付が、2025年2月1日(土)よりスタートする。

受付開始を前に、昨年PFF史上最年少の14歳で入選した、ひがし沙優監督によるプロモーション動画が完成した。

昨年、18歳以下の出品料無料化により、応募作が倍増、さらに3作品が入選するなど、10代の監督作品が大躍進を遂げた「PFFアワード」。今年はさらに、「出品料無料対象の拡大(19歳まで)」、そして「PFFプロデュースで長編映画デビューするチャンスを、すべての入選監督に広げる」という、2つの新たな取り組みを開始する。



PFFアワード

「PFFアワード」は、映画監督を目指す若者たちの自主映画コンペティション。

1977年のスタートからこれまでに『Cloud クラウド』の黒沢清監督、『ほかげ』の塚本晋也監督、『キングダム』の佐藤信介監督、『国宝』の李相日監督、『まる』の荻上直子監督、『本心』の石井裕也監督、『PLAN 75』の早川千絵監督、『ナミビアの砂漠』の山中瑶子監督など、180名を超えるプロの映画監督を輩出している。



中学3年生の監督が手掛ける、プロモーション動画

10代からの応募促進を進める中で、今回プロモーション動画の制作を、「PFFアワード2024」にて史上最年少の14歳で入選した、大阪在住の中学3年生、ひがし沙優監督が担当。

本動画では、PFF入選作となった『正しい家族の付き合い方』と同様に、ひがし監督が自ら主演を務め、全編スマホでの撮影・編集を敢行。「19歳以下出品料無料」により、映画祭への応募が気軽になり、歓喜する様子が、リズミカルで躍動感のある映像でエネルギッシュに描かれている。






19歳まで出品料無料に拡大!

昨年はじめて18歳以下の出品料を無料化したことで、25歳以下の応募が前年比153%となり、高校生以下が監督した3作品が入選、うち1作品が受賞(『ちあきの変拍子』/監督:白岩周也、福留莉玖)を果たし、新たな時代の到来を予感させる結果となった「PFFアワード」。

この動きをさらに加速させるべく、今年は出品料無料の対象を19歳まで拡大する。



PFFプロデュース対象者、入選者全員に拡大!

長編映画製作プロジェクト「PFFプロデュース(旧称:PFFスカラシップ)」も今年から変わる。

これまでは、PFFアワードのグランプリほか各賞の「受賞者」が企画提出権利を得ていたが、本年度からは入選した全ての監督が企画を提出できるようになる。



詳細

「PFFアワード2025」作品募集

受付期間:2025年2月1日(土)~3月23日(日)

出品料  :一般 3,000円 ★19歳以下は無料(2005年4月1日以降生まれの方)

作品募集ページ: https://pff.jp/jp/award/entry/