アウルゲルミル


2012/08/22のアップデートで追加された、女王アリ型の「超」巨大エネミー
画面に収まらないそのサイズは、ギガンテウスブレマニウスがかわいく見える程。
細部の造形がやたらと凝っており、弱点部以外はどこを攻撃すればいいのか一見して見当を付けづらい。
「女王アリ」がモチーフ故か、大量の小型エネミーを産み出しての物量攻撃が脅威。
出現はΩクラスから。

攻撃手段

エネミー召喚
メインとなる攻撃手段。頭を上げて咆哮し雑魚エネミーを数体召喚する。
召喚されるエネミーは本体のクラスに依存するので、個体の項を参照。
怒り状態になると召喚されるエネミーがリーダークラスとなる。
酸液を吐き出す。スティグマのものと同様、着弾後もしばらく攻撃判定が残る。ヒットすると一定確率で毒状態になる?
触手
地面から突き出した後に振り回して攻撃する。ギガンテウスと違い、マーカー無しでいきなり出てくる。
本体側面および後方合わせて6か所にある触手を全て破壊すると使用しなくなる。
爆撃
青いエネルギー弾を撃ち出す。着弾マーカーあり。
酸ブレス
下を向いて腹付近に霧状のブレスを吐き出す。変体のレベルが上がるごとに攻撃範囲が増し、第3変体になるとアウルゲルミルの正面、主戦場となる扇状の範囲がほぼ攻撃範囲となる。ダメージはないが強制ダウン効果あり?
足薙ぎ払い
足を腹の前で2回振り回して攻撃。攻撃範囲が思ったよりも広いので注意。
バタつき
上体を下げてバタつき直接攻撃を行う。叩きつける度に衝撃波が発生し気絶効果も伴う。因みに高機動spec.Vの飛行状態ではこの攻撃は当たらない。
バタつきの種類は「1:連続叩きつけ」「2:一瞬溜めてからの広範囲叩きつけ」「3:小範囲連続叩きつけからの溜め広範囲叩きつけ」の3つ。
1はよく見られるバタつきで、のけぞり(または気絶状態)→ダウンと持っていかれることが多い。接近時または中距離に居る際は注意。
2は予備動作が早いために回避が難しい。しかし攻撃回数は1回だけなので、さほど脅威ではない。
3は中近距離に連続で叩きつけを起こし、溜め動作の後に広範囲に叩きつけを1回行う。この広範囲に関しては普段の叩きつけよりも範囲が少し広い。

部位データ

赤字は武器生産条件
部位を破壊するとアドミラルが発狂し、攻撃パターンが変化する。
上位キーパーツは、上位変体から入手可能。第三変体以上?(要検証)
部位 破壊効果 キーパーツ 備考
弱点露出 額殻大額殻/鋼額殻
鎧足/大鎧足/鋼鎧足
弱点露出 鎧腹大鎧腹/鋼鎧腹
触手 攻撃停止 丸触手尖触手/鋼触手 6箇所
  • 頭部
    • 顔、および額は弱点が隠れている。
  • 腹部
    • 弱点が隠れきれていないのでわかりやすい。
      • アウルゲルミルの胴体横と一部は全てが腹である。(下記、触手欄を参照)
  • 足部
    • 頭部と腹部の間から左右に2本生えている。
    • 常に接地しておらず地面に刺さっているのを足だと勘違いしやすいがここが足。
  • 触手
    • 胴体から地面に刺さっているところ。
    • 側面にあり全部で6本。※8本ではない
      • 一見、触手は8本に見えるが実は左右に1対、腹の一部が触手の様に地面まで伸びている構造をしているため非常に分かりづらい。
    • 攻撃を当てれば他の部位同様、破片が飛ぶようなエフェクト、仲間と同時攻撃していれば「coop」表示も出る。
    • 部位破壊できても見た目に大きな変化がないので破壊の有無がわかりづらいが、破壊時はキーパーツ・アドミラル素材が出現、もしくは攻撃の当たり判定が無くなるのでそこで判断。

変体データ

第1変体

白っぽい体色で額が冠のような形をしている。
スティグマ、ミルミンギアを召喚する。本体よりもミルミンギアのブレス攻撃の方が恐ろしい。
稀にリアギディも召喚。上位変体になるにつれリアギディも上位になる。

第2変体

体色は赤く、額がとさかのように巨大。
ベスマンダリニアを召喚する。リアギティは第6変体。

第3変体

ΔクラスのCLIMAXおよびΣクラスで登場。
今までとは打って変わって真っ黒な体色。
第2変体に比べて本体の攻撃力もかなり上がっているため注意が必要
スティグマ、ベスマンダリニアを召喚する。リアギティはΔだと第8変体。
リアギディはΣではなぜか第6変体になるが、クライマックスの火山とエターナルナイツ勇者覚醒ミッションのみ第8変体。

属性相性

属性 射撃 N射撃 爆発 N爆発 斬撃 N斬撃 打撃 エネ Nエネ ヒート 電撃 ドレイン 殺虫
有効度
効果 貫通 燃焼 帯電 凍結 スタン フラッシュ フェロモン
有効度 × ×
有効度のマークは ◎>○>△>× ◎が最も有効で、右にいくほど効き目が薄い。

攻略

弱点は額と腹部。いずれも部位破壊が必要。
額はもちろん腹部も若干高い位置にあるが、近接武器でも上を向いている時以外ならなんとか当たる。
また、気絶させると上半身が大きく倒れ込み、額の弱点にも近接武器が届くようになる。
フラッシュは頭部を破壊しないと効果が無いので注意。
燃焼状態にすると足を左右に大きく振って怯み、少しの間無防備になる。
この動作は他の行動中であっても即座に行うため、うまく使えば攻撃を強制的にキャンセルさせることができる。
第三変体でも燃焼グレネードSP一個で燃焼状態にできるが、怯むのは燃焼状態になった時のみ。
燃焼状態が解除されるまで再び怯ませることはできないので、危険な叩きつけ攻撃や耐久値の残りを意識して活用しよう。
本体もさることながら、召喚されるエネミー(特に第1変体でのミルミンギア)も放置すると戦闘を泥沼化させる厄介な存在。
ミルミンギアに関しては見つけたら即、叩いておくのが吉。炎ブレスは広範囲+視界悪化とタチが悪い。
だが、召喚されるエネミー達はいくら殲滅しても貢献度には全く加算されない。
かといって全員が貢献度目指して本体ばかり攻撃していると、周囲から頻繁に横槍を入れられることになる。
そのあたりの見切り(というか押し付け合い)は結構悩ましいが、出現したリーダークラスの経験値は割とオイシイ。

厄介なのはやはり近距離で繰り出してくる叩きつけ攻撃と上位変体のブレス。
前者は大ダメージ+気絶効果、それに加えて予備動作が短くノーモーションで繰り出してくる。
さらに叩きつけるごとに衝撃波も発生するため一度の回避アクションでは避けきれず、確実に避けるにはとにかく回避アクションをしながら下がるしかない。
後者は上位変体限定で、「白い息を吸い込む」というわかりやすい予兆はあるものの、
一度出てしまうと一瞬で正面扇状に拡散するので、回避が遅れると確実にダウンさせられる。
反面、遠距離で戦う分には予兆のわかりやすい酸攻撃と触手攻撃・エネミー召喚しか攻撃手段がないため、
中距離以遠で火力を発揮できる武器があるならブレスを警戒しつつ遠距離戦に徹するのもアリ。

第3変体ともなると、ブレスと叩きつけ、遠距離では酸と触手の弾幕という苛烈な攻撃を繰り出してくる。
耐久値も強化され、初期の変体のように近接でゴリ押すだけでは叩きつけで返り討ちに遭ってしまう。
ここに召喚エネミーの攻撃が加わると戦場は弾幕の入り乱れる地獄と化す。
特にベスマンダリニアの火炎弾やスティグマの毒爆弾はダメージこそ低いがフィールドに残るため鬱陶しく、行動範囲も狭めてくるので、
速攻ばかりに拘らず、こまめに排除して攻勢を弱めておきたい。

有効なのは射撃・斬撃・打撃属性、及び燃焼効果。
ただし斬撃・打撃攻撃を当てるには接近する、つまり叩きつけの攻撃範囲に入り込む必要があるので非常にハイリスク。
各武器の熟練度さえあれば無理に斬撃・打撃武器に拘らなくとも十分殲滅できるので、リスクを恐れるなら普通に射撃属性などでもOK。
逆に、多くのアドミラル級に威力を発揮した貫通効果は効き目が薄いので非推奨。

突撃

雑魚掃除はお好みの武器でOK。
一気に大ダメージを狙うなら腹下でサブマシンガンやショットガンが良い。ただし、ハイリスクなのは言うまでも無い。
上記の武器に加えSAC-F等を状況に応じて使い分けよう。

重火力

非常に適性が高い。各種設置ガン、特にT-BOT-RLは雑魚敵の駆除に極めて有効。
本体への攻撃には、(ネクリア)ガトリングガンやオロチが有効。
それ以外にも射撃や爆発属性も割と通るので、上記2種の武器に拘る必要はない。
ただし、叩きつけのリスクは常に付きまとうので、味方の特技からプロテクトポッド等の支援を受けたいところ。
また、ガトリングガン構え中は触手がかなり避けにくくなるのにも注意。

高機動

Spec.Vの独壇場。エアブーストにより叩きつけを無効化出来る。ただし、触手や雑魚敵の攻撃でダウンしやすいので過信は禁物。
武器としては、レイピアの連続突きが弱点にクリーンヒットし凄まじい火力となる。
チェーンソーも優秀ではあるが、叩きつけ時以外はクリーンヒットしにくく、レイピアの火力には劣る。
リスクを避けたいなら高熟練度のマシンガン、R.TMS-Fも用意しよう。

特技

雑魚掃討には自動兵器や爆発属性のTKUC-EXを使い、味方に被害が及ぶ前にまとめて処理してしまおう。
叩きつけ及びブレスが怖いので、弱点攻撃は中距離からカービンライフル系で行うのが安定。
全く移動しないので、叩きつけの届かない距離から衛星レーザーを放つのも有効。
ヒット数があまり伸びないため劇的な効果は見込めないが、着実なダメージ源になる。
珍しく火炎放射器のダメージがよく通るので、燃焼による行動キャンセルを利用して張り付き、
怯みが解除されたら燃焼が切れるまで一旦離れるを繰り返せば比較的安全に耐久値を削れる。

また戦場がほぼアウルゲルミルの正面に限定されるので、各種支援ポッドは他アドミラルよりも機能しやすい。
味方をプロテクトポッド等で支援することは勿論だが、自身の火力を高めるオニビも候補として上がってくる。

格闘

腹下でストライクギア、メイスで攻撃するのがいい。ただし上を向かれると攻撃が当てられないことには注意。
ビームウィップ、ブーメランなら弱点が高い位置にあっても攻撃があたるので雑魚掃討と併せて臨機応変に対応しよう。
SGS-Cのチャージ攻撃は、弱点が多少高い位置にあっても問題ないので相性がいい。
SGS-Nはチャージ攻撃より三段攻撃を用いた方が効率が良い。

ヴァキシマ

弱点が高い位置にあるため基本チャージ2を使うことになるが、本体が上を向いていなければ腹にチャージ1が届くのは届く。
しかしチャージ2で攻撃をする際、離れすぎると距離減衰でダメージが落ち、近づきすぎると叩きつけ・ブレスの射程圏内というのがネックになる。
連続して当てられればまとまったダメージにはなるので、爆撃で動きが止まっているときなどを狙って仕掛けるのがいいか。
デトネイトならば安全な距離から安定してダメージを与えられる。燃焼効果があるブレイズも効果的。召喚エネミーの排除や本体への攻撃がより効率よく行えるので一石二鳥。
気絶時には頭へここぞとばかりにチャージ攻撃を叩き込んでやろう。
近距離をまとめて攻撃するアウルゲルミルの行動パターン上、戦果にムラが出るのが悩みどころ。


履歴

2013/09/25 状態異常時間の延長
2013/10/30 射撃属性のダメージ率向上

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最終更新:2018年08月16日 22:59