2025年1月16日 19:59 | 無料公開
千葉県庁
千葉県は16日、旭市の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザが疑われる事例が発生したと発表した。遺伝子検査で陽性が確定すれば県内では今季4例目で、飼育されている採卵鶏約3万8千羽を殺処分する。
同市に隣接する銚子市の養鶏場でも12、15日に相次いで鳥インフルが確認されており、県は防疫措置を進めている。
県畜産課によると、16日午前8時20分ごろ、旭市の養鶏場から県家畜保健衛生所に「数羽固まって死んでいる」と通報があった。職員が簡易検査を行い、死んだ10羽中9羽の陽性が判明した。
遺伝子検査で陽性が確定した場合は殺処分などの防疫措置を実施し、養鶏場から半径3キロ以内の鶏などの移動を禁止、3~10キロ以内から区域外への搬出を禁止する。