ノリ品薄、高騰続く おにぎり店悲鳴、値上げも 「仕入れ量例年の1~2割」 米価も上昇、千葉県産で確保模索 

大きめのノリを使い、おにぎりを作る従業員=1月30日、千葉市中央区の飲食店「おにぎり家」(画像は一部加工しています)
大きめのノリを使い、おにぎりを作る従業員=1月30日、千葉市中央区の飲食店「おにぎり家」(画像は一部加工しています)
1月半ばからの値上げを伝える張り紙
1月半ばからの値上げを伝える張り紙

 日本の食卓に欠かせないノリの価格が、全国的な生産量減少に伴う品薄で高騰している。1月末時点での千葉県内での出荷価格は、昨年と比べ約1・2倍の値上がり。これを受け1月に値上げをしたという県内のおにぎり店は「このまま価格が上がり続ければ再度の値上げも視野に入れざるを得ない」と悲鳴を上げている。

 県内でノリを扱う問屋の担当者は「昨年と同様に(生産量が多い九州・有明の)ノリが不漁で、仕入れられる量が例年の1~2割ほどしかない。価格も4年前と比較すると2倍以上になっている」と現状を語る。今後の価格変動について「例年お歳暮の時期が一番 ・・・

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