ホームページ公開に必要なもの
ホームページを公開するには以下の3点が最低限必要となります。
詳しくは必要なものを揃えようを参照してください。
また、以降の説明にウェブサーバーのアカウント情報が必要です。
入手していない方は、必要なものを揃えよう:ウェブサーバーを用意するを参考に、自分に合ったWEBスペースを探し、アカウントを取得してください。
FTPソフトを起動する
それでは、ウェブサーバーに必要なファイルを送信する前にFTPソフトの初期設定をします。
ここで紹介するFTPソフトはホームページビルダーに付属している「ファイル転送ソフト」です。
まずは、このソフトを起動させましょう。
起動手順
デスクトップから[スタート]→[プログラム]→[IBM ホームページ・ビルダー Vx](Vxはバージョンを表します。)→[ファイル転送]
FTPソフトの初期設定
ウェブサーバーと接続するためには、あらかじめ初期設定が必要です。
ファイル転送のメニューから「設定」を押してください。
すると以下の画面が表示されるので、以下の手順に従ってください。
※設定にはウェブサーバーのアカウントが必要です。
(2) 新規プロファイルの作成ボタンを押す。
(3) 自分のウェブサーバーの名前を自分に分かりやすいように入力する。
(4) 発行されたアカウント情報の中の「FTPサーバー名(FTPアドレスなど)」を入力。
(5) 発行されたアカウント情報の中の「FTPアカウント名」を入力。
(ユーザーIDやアカウントと同じとしているサーバーもあります。)
(6) 発行されたアカウント情報の中の「FTPパスワード」を入力。(入力情報は隠されます。)
(ユーザーパスワードと同じとしているサーバーもあります。)
(7) 最後に「OKボタン」を押す。
ウェブサーバーに接続してみよう
FTPソフトの初期設定が終了したら、ウェブサーバーと接続ができるか確認してみましょう。
右の図のように、「新しいサーバー」と書かれたところが、先ほど(3)で入力したプロファイル名と一致していることを確認して、接続ボタンを押してください。
すると、右の図の3つの丸いランプがすべて緑色に点灯します。
これが、ウェブサーバーの接続が確立したことを表しています。
正しく接続できない場合は、接続が出来ない原因を指摘する旨の警告が途中で出ます。
この場合は、先ほど入力した初期設定が間違っているか、ウェブサーバーがダウン(何らかの原因で接続できない状態になっている)している可能性があります。
再度、情報を確認してトライしてください。それでも接続が出来ない場合は、各レンタルサービスのユーザーサポートにて問題を解決してください。
FTPソフトの画面
ファイル転送ソフトを開いた状態は以下のようになっていると思います。
ここで画面左側(マイコンピュータ)は、自分のパソコンの内容が表示されています。
ここにあらかじめ用意したHTMLファイルなどが保存してあるフォルダを指定しておくと、次回からそのフォルダが表示されるので便利です。
一方、右側に表示されるのはウェブサーバーのスペースにあるフォルダやファイルなどです。
ウェブサーバーに接続していない状態では、何も表示されませんが、接続すると表示されます。
基本的な操作は、ウェブサーバーに送信したいファイル(またはフォルダ)を左側の領域から選択して、右側の領域にアップロードすることです。
アカウント情報
ウェブサーバーを借りてホームページを公開する場合、自分のWEBスペースを確保するために、レンタルサービスを行っているサイトにてWEBスペースの利用を申し込む(申請する)必要があります。
ここで申請を行うと、各利用者には利用者ごとにアカウント情報が発行されます。具体的には以下のような内容です。
- 自分のホームページのアドレス
- ユーザーID(ユーザーアカウント)
- パスワード
- FTPアドレス
- FTPのアカウント名
- FTPのパスワード
- その他
ホームページ公開に必要となる情報なので、これらが発行されたら、必ずメモするなどして保存しおきましょう。
また、これらは個人情報なので他人に知られることがないよう厳重に保管してください。