時系列順に見る『KH』シリーズ
2002年に発売された第1作を皮切りに、悲喜こもごものドラマを見せてきた『キングダム ハーツ』(以下、『KH』)シリーズ。2019年1月25日に発売を迎えた最新作『KHIII』にいたるまでの道筋を時系列順(厳密には時期が重なっている作品あり)に並べ、概要を振り返っていこう。
記事中の略記について
▪『KH1.5+2.5』……『KH -HD 1.5+2.5 リミックス-』
▪『KH2.8』……『KH HD 2.8 ファイナル チャプター プロローグ』
1.『KHχ バックカバー』
舞台は『KH』のはるか昔。マスター・オブ・マスターの5人の弟子は、キーブレード使いたちで構成されるそれぞれのユニオンを率いて闇を払っていた。しかし、裏切り者の影に翻弄され、その疑心はやがて“キーブレード戦争”の勃発につながっていく。
2.『KH ユニオン クロス』
キーブレード戦争の時代を生きた、“ダンデライオン”と呼ばれるキーブレード使いたちの物語。キャラクターの中には、時系列的にはるか後の世代となる作品に登場する者も……? 『KHIII』ともつながりがあるストーリーが、現在進行系で展開中。
3.『KH バース バイ スリープ』
アクア、テラ、ヴェントゥスという3人のキーブレード使いの過酷な運命が描かれる。時代は、『KH』の10年ほど前で、幼き日のソラやリク、カイリも登場。3人のキーブレード使いは、マスター・ゼアノートの陰謀に巻き込まれ……。
4.『KH0.2 バース バイ スリープ -フラグメンタリー パッセージ-』
友を救うため、ひとり闇の世界に堕ちたアクアの物語。あてもなくさまよい続けていたアクアは、テラとヴェントゥスの幻影を追い、やがてミッキーと再会する。
5.『KH』
キーブレードに選ばれた少年・ソラは、ドナルドやグーフィーと旅に出る。離ればなれになったふたりの幼なじみを捜すため、そして世界を飲み込む闇を払うために。記念すべきシリーズ第1作。
6.『KH 358/2 Days(スリー ファイブ エイト デイズ オーバー ツー)』
“XIII機関”のメンバー、ロクサス、アクセル、シオンが織り成す、切ない友情の物語。組織に従って生きていた3人が苦悩し、それぞれが大きな決断を下すまでを描く。
7.『KH チェイン オブ メモリーズ』
『KH』での戦いの末、再び離ればなれになってしまった王様とリクを捜すソラたち。一行はXIII機関が支配する“忘却の城”にたどり着く。進めば進むほど記憶を奪われる城で、ソラたちは“記憶を操る魔女”ナミネと出会う。
8.『KHII』
暗躍を続けるXIII機関の影響で、多くのワールドが平和を乱されていた。そんな中、『KH チェイン オブ メモリーズ』の旅を経て約1年の眠りから目を覚ましたソラは、世界に光を取り戻すため、再び旅に出る。
9.『KH コーデッド』
ソラたちの旅を記録したジミニーメモが、突如白紙に! メモをもとにデータの世界を構築した王様は、同じくデータで作られたソラに協力を求め、その謎に迫る。
10.『KH3D[ドリーム ドロップ ディスタンス]』
これまでの冒険を通じて、マスター・ゼアノートの陰謀を察知したソラとリク。ふたりは闇の勢力に対抗するため、キーブレードマスターの承認試験に挑む。しかし、そこには大きな罠が待ち構えていた。
そして、舞台は『KHIII』へ
旅を経て成長したソラとドナルド、グーフィーは、マスター・ゼアノートとの決戦に挑むべく動き出す。彼らとともに、心強い友であるリクや王様、キーブレード使いとして修業することになったカイリとリアもいる。ついに、マスター・ゼアノートの陰謀を巡る“ダークシーカー編”最後の物語となる『KHIII』が幕を開ける!