本日よりiTunesの最新版(iTunes 11)が公開されています。本来であればもうちょっとはやくお目見えとなる予定でしたが、意外と遅れていて「こりゃ来月かな~......」と思っていた矢先。11月30日滑り込みのギリギリセーフですね!
トップ画像のようにiTunes 11は従来のサイドバーなどを一切取っ払うという、思い切ったインターフェース改造を行いました。サイドバーにあった項目はそれぞれボタンとして独立。ライブラリとiTunes Storeとは右上のボタンで切り替えられるようになっています。また、アルバム表示ではアルバムをクリックすると収録曲が展開されます。
サイドバーは復活させることもできます。
Windows版では左上のメニューボタンより、「メニューバーを表示」をクリック。「表示」メニューより「サイドバーを表示」をクリックします。
Macでは「表示」メニューから「サイドバーを表示」をクリックすればOK。
旧デザイン感を取り戻したい方はこちらを設定しておくとよいでしょう。
iCloudとの連携能力も強化されており、他のデバイスで購入した楽曲をiCloudからダウンロードして再生できるようになっています。購入情報がある楽曲は、クラウドマークが表示された状態で自動的にライブラリに追加され、クリックするとiCloudを通じてダウンロード、再生が行われます。ミニプレイヤーもスタイルを一新。画面端に置いておいても邪魔にならないバー表示で、リストボタンをクリックすると再生曲をリスト表示することもできます。またMacのMountain Lion限定のようですが、FaceTimeカメラを使ってiTunesカードのナンバーを読み込めるようになりました! もう手打ちしなくて済みますよ!
小さな変更点を拾い上げるとまだまだありますが、やはりインターフェースが一新されたというのはちょっと驚きですね。これには賛否両論ありそうですが、現デザインのスッキリ感は嫌いではないので、しばらくはサイドバーも復活させずにこのまま使ってみようかと思います。これはこれでアリなんじゃないでしょうか?
iTunes[アップル]
iTunes 11 Hands-On: So Fast and Clean You Might Actually Come Back[ギズモード米版]
(小暮ひさのり)