黒で統一して、普段使いも旅先にも
服装のスペシャリストである荒木大輔は、黒の持つ万能性に着目。「僕の基本はアメカジですが、ホテルや高級なレストランに行く旅程であれば、ちょっとシックな襟付きの黒シャツを用意するなど、様々な旅のシーンを想定してパッキングします。また旅先では快適さや機能性も重要なので、クラシックとハイテクの要素が上手く融合されたものを選びます。なかでも黒系は普段使いでも旅でも使えるので、重宝しますね」
ドリス ヴァン ノッテンの黒シャツは、ガーメントダイならではのニュアンスで、気軽に羽織れるカジュアル感とシックな雰囲気を併せ持つ。加えて大きめのポケットが付属し、パスポートやチケット類が入れられ、旅にはもってこい。(私物)
1960年代ドイツで生まれたフレーム「カールトン」をベースにヘキサゴン型にレンズ形状をアレンジ。クラシックかつモダンでエッジィなフォルムがポイント。サングラス「1002」¥67,100 by EYEVAN 7285(アイヴァン 7285 トウキョウ Tel:03-3409-7285)
モダンな装いに合わせた近未来的な意匠が特徴の「Shifted」の新作。なかでもブラックは都会的でモードな雰囲気。スニーカー「WRPD Runner CCA」¥22,000 by NEW BALANCE (ニューバランスジャパンお客様相談室 Tel:0120-85-0997)
定番的なデイパック型ながら高い機能性を誇るモデル。摩耗や引き裂き強度に優れた特殊ナイロンにポリカーボネートをコーティングした素材は、防水性も備える。バックパック「BACKPACK PRO L」H49×W36×D20cm。¥56,100 by MONOLITH(モノリス アオヤマ Tel:03-6805-0638)
熊谷隆志氏に師事し独立。ミュージシャンや俳優、ブランドカタログ等のスタイリングを手掛ける。アメリカンカルチャーへの造詣も深い。
写真・渡辺修身
文・長谷川剛(TABLELOCK)
編集・遠藤加奈(GQ)