キャブタイヤケーブルについて
キャブタイヤケーブルを安全にご使用いただくために
キャブタイヤケーブルの安全に関するご注意
キャブタイヤケーブルをお取り扱いの際は、こちらの安全に関するご注意をよくお読みの上、ご利用ください。
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警告事項
この項目を無視して誤った取り扱いをされると、人が死亡または重傷を負う可能性があるものを記載しています。
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注意事項
この項目を無視して誤った取り扱いをされると、人が障害を負ったり、物的損害の発生したりする可能性があるものを記載しています。
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禁止
この記号は、禁止事項を指すものです。
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指示
この記号は、一般的な使用者の行為を指示するものです。
警告事項
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定格電圧、許容電流を超えて使用しないでください。焼損、火災の原因になります。キャブタイヤケーブルの許容電流については、こちらのページをご確認ください。
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結線作業は、電源の入った状態では行わないでください。感電の原因になります。
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製品を分解・改造しないでください。火災や感電の原因となります。
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遮へい層は確実に接地をしてください。片端接地は、非接地側に電圧が誘起するので、注意してください。両端接地は、遮へい層の温度上昇にご注意ください。
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使用環境を考え、キャブタイヤケーブルの耐熱温度をお守りください。焼損、火災の原因になります。ご不明な点がある場合、懸念事項等ありましたら、当社までお問い合わせください。
注意事項
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高圧ケーブルの端末ジョイント施工時には、外部半導電層をはぎ忘れないでください。絶縁不良の原因となります。
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ケーブルをひねって布設しないでください。ケーブルの破損が生じる原因となります。
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ケーブル品種により規定された用途以外でケーブルを使用しないでください。製品の破損が生じる原因となります。
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ドラムの積み込みは、ドラムをたてて積み込みしてください。横に重ねて積み込みをすると、ケーブルがもつれて取り出せなくなる可能性があります。
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ドラムを降ろすときは、フォークリフトやクレーンをご使用ください。また、ケーブルの束は丁寧にお取り扱いください。荷台などからドラムを落とすと、ドラムやケーブルの破損が生じる原因となります。
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ドラムクレーンで吊るときは、ワイヤーの角度が60度以下になるよう、長いワイヤーをご使用ください。ワイヤーが短く、60度以上の角度になるとドラムのつばに側圧がかかり、つばをつぶしケーブルの破損が生じる原因となります。
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許容張力、許容曲げ半径をお守りください。ケーブルの断線や破損が生じる原因となり、製品寿命が低下する恐れがあります。
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ケーブルの端末処理は、導体内に雨水などが浸水しないようにしてください。製品の破損が生じる原因となります。端末処理材については、当社にてお取り扱いしておりますので、お問い合わせください。
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ケーブルに張力や振動が加わる場合は、端末を完全に固定して線心がずれることのないようにしてください。ケーブル端末がずれて、製品の破損が生じる原因となります。
こちらの内容について、ご不明な点、懸念事項等ありましたら、お気軽に当社までお問い合わせください。