のりなどの水産加工品製造販売会社ダイホク(札幌)が、台湾向けを中心とした貿易事業に業務の幅を広げている。商談機会が制限された新型コロナウイルス禍に、独自手法で販路や人脈を開拓。海外との橋渡し役として成長を目指す。
6月中旬、北海道貿易物産振興会などが札幌市で開いた道産品の商談会。台湾の商社社長と共に、各ブースを回る大場啓二社長(52)の姿があった。9月に台湾大手スーパーが現地で開く北海道フェアで使う商品を選び、輸出するのが目的だ。
ダイホクは1974年、焼きのり製造会社として設立。料理人としてレストランを経営していた大場社長が2002年に親の会社を継ぎ、乾物やだしを扱ってきたが、長く海外事業との縁はなかった。...
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