【記者発表】斜面水動態に影響された不思議な植生景観を世界各地で発見――高解像度の地形・植生データを用いて植生分布の不均一性の要因を解析――
#東大生研 の山崎 大 准教授と同大学 工学系研究科 社会基盤学専攻 李 庶平 博士課程、#東大生研 周 旭東 特任助教(研究当時)、趙 剛 特任研究員(研究当時)による研究グループは、高解像度の地形・植生データの分析により、これまでどこにどの程度存在するかは知られていなかった「斜面型植生景観」が、世界各地で多様な気候帯にまたがり多数分布することを発見しました。森林限界などの標高による気候勾配に影響を受ける「標高依存型植生景観」と比較しても、斜面型植生景観は同数以上存在し、植生不均一性の要因として無視できないことが示されました。