今回のCESで、ソニーはLDAC対応の製品を多数発表した。Wi-Fi対応のワイヤレススピーカー「SRS-X」シリーズは従来モデルにLDAC対応を含めたブラッシュアップを図りながら一新される。
最上位の「SRS-X99」は、現行モデルの「SRS-X9」のユニットやアコースティック設計はそのままに、LDAC対応のほか、2.4GHz帯に加えて5GHz帯のサポートも加わる。Wi-Fi、またはUSBメモリ経由でのハイレゾ音源の再生にも対応した。「SRS-X88」は上位機のクオリティーを継承しながら、本体サイズをコンパクト化して、より手頃な価格を実現したモデルだ。
他にも「SRS-X7/X5/X3」の後継機が、それぞれ「SRS-X77/X55/X33」としてアップデートされ、それぞれにLDAC対応とともに出力値もアップさせている。
ホームシアターシステムは「HT-ST9」「HT-NT3」「HT-XT3」、エントリークラスのAVアンプ「STR-DN1060」「STR-DN860」などもLDAC対応の新製品になる。将来、「ブラビア」のラインアップにLDACが搭載されれば、これらのレシーバー側機器と連動して、より高品位なワイヤレス音楽再生環境が構築できる楽しみも生まれそうだ。
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