Microsoftは、足でコンピュータを操作する「Step User Interface(StepUI)」のプロトタイプを開発した。
StepUIは、同社が3月1〜2日に開催する研究部門の成果発表会Microsoft Research TechFestで披露される。このイベントでは150を超えるコンセプトやアイデアが発表される。
StepUIは、現行のコンピュータ操作モデルを拡張することを目的としたもの。プロトタイプの「StepMail」アプリケーションでは、市販のダンスパッドのボタンを踏むことでコマンドを実行し、電子メールを開いたり、閉じたり、スクロールしたり、フォルダに格納したりできる。別のプロトタイプアプリケーション「StepPhoto」では、足でデジタル写真をスクロールしたりソートする。
「多くのインフォメーションワーカーは大半の時間をデスクで電子メールを処理することに費やしている。彼らに代替選択肢を提供したかった」とStepUIプロジェクトグループのブライアン・マイヤー氏は発表文で述べている。StepMailを使えばキーボードから離れられるため、手や手首の反復運動過多損傷(RSI)のリスクを減らせるとも同氏は話している。
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