電通など広告大手4社と、在京民放キー局5社は3月15日、映像のネット配信事業を行う新会社を、4月3日付けで共同設立すると発表した。
新会社は「プレゼントキャスト」で、5月の増資後の資本金は8億円、資本準備金は8億円。社員数は20人で、社長は電通メディアコンテンツ第2本部の石川豊テレビ局次長が務める。
各社の出資比率は、電通が18.75%、日本テレビ放送網、東京放送(TBS)、フジテレビジョン、テレビ朝日、テレビ東京がそれぞれ12.50%、博報堂DYメディアパートナーズが8.75%、アサツーディ・ケイが6.25%、東急エージェンシーが3.75%。
新会社は、会員登録だけで原則無料で利用できる広告付きの動画コンテンツの配信や、動画ポータルの構築を行うとしている。株主以外の企業とも分け隔てなく取引するという。
電通とキー局5社は昨年11月、ネット配信新会社を設立すると発表していた(関連記事参照)。事業の詳細を検討する中で、広告代理店4社が賛同し、出資を得ることになったという。
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