Viacom International Japanは9月28日、ニワンゴが運営する「ニコニコ動画」に10月上旬から、MTV Networksのアニメコンテンツなどを配信すると発表した。ニコニコ動画上にMTV専用ページができ、トップページにMTV専用タブを設置する予定だ。ニコニコ動画にコンテンツホルダーの専用ページが設置されるのは初。
まずは、アニメ「ビーバス&バットヘッド」「ウサビッチ」など計9作品、計21本を配信する。コンテンツは順次増やすが、アーティストのプロモーションビデオ配信は予定していない。
同社コンテンツをより多くの人に知ってもらうため、人気の動画共有サイトと組むことにした。「ニワンゴはニコニコ動画に投稿される動画の著作権対策に積極的に取り組んでいる」と評価。ニコニコ動画で導入を予定しているという著作権侵害対策ツールも共同で検証する。両社共同で広告販売も行う予定だ。
動画共有サイトでは、スカイパーフェクト・コミュニケーションズやGDHなどがYouTubeに公式チャンネルを設置してプロモーションを始めているが、Viacom International Japanは、親会社の米Viacomが、YouTube上での著作権侵害に絡んでYouTubeとその親会社Googleと係争中ということもあり、ニコニコ動画を選んだもようだ(関連記事参照)。
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