Mozillaは8月26日、オープンソースのマッシュアップツール「Ubiquity」のプロトタイプ(バージョン0.1)をリリースした。
UbiquityはFirefoxのアドオン機能で、入力ボックスにコマンドを入力することで、さまざまなWebサービスからデータを取得できる。コマンドを入力するだけで、地図サイトにアクセスせずに地図を検索したり、翻訳サイトを開かずにWebページを翻訳することが可能。そのほか、Amazon、Google、Wikipedia、Yahoo!などの検索、DiggやTwitter、Yelpのレストランレビュー検索、天気情報の入手などもできる。
Ubiquityを使えば、例えば、友人をレストランに誘うWebメールを書き、店の地図やレビューを探して、コピーしてメールに張り付けるといった作業を、地図サイトやレビューサイトを開かずにスムーズにできるという。
コマンドは自然言語コマンドに近いものになっており、例えば「wikipedia babel fish」と入力すればWikipediaで「babel fish」を検索でき、「map Chicago Comics」と入力すればGoogle MapsでChicago Comicsの店舗の地図を検索できる。誰でも新しいコマンドを作ることができ、また他者が作ったコマンドを利用することもできる。
UbiquityはWindows XPおよびVistaに対応。Mac OS Xで使うにはGrowlをインストールする必要がある。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR