ソニー、パナソニックなどが設立したRF4CE ConsortiumとZigBee Allianceはこのほど、赤外線リモコンの代替となる無線リモコン(RFリモコン)の業界標準を策定することで合意した。
ZigBee AllianceはRF4CEの規格バージョン1.0をソリューションパッケージに取り込んで提供していく。デジタル家電の操作や車庫のドア開閉など幅広い分野での利用を期待し、「ZigBEEは今後、コンシューマーエレクトロニクス機器領域にも幅広く参入していく」としている。
RF4CEとZigBeeはそれぞれ2.4GHz帯を使うIEEE802.15.4に準拠している。ソニーの鈴木直也統括部長は「ソニーはIEEE802.15.4に基づくRFリモコンを液晶テレビ用に既に商品化している。既に実績のあるこの技術をリモコンの業界標準に進化させることで、RF4CEとZigBee Allianceはエレクトロニクス業界に全く新しい付加価値を生み出すことが出来ると信じている」とコメントしている。
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