米Amazon.comは1月27日、2009年第4四半期(10〜12月)決算を発表した。年末商戦が好調で、大幅に売上高と利益を伸ばした。
売上高は前年同期比42%増の95億2000万ドル、純利益は同71%増の3億8400万ドルと大幅な増収増益となった。
ジェフ・ベゾスCEOはKindleの好調ぶりを強調し、「今や何百万人もの人がKindleを持っている」と述べている。Kindle版と紙の本の両方のバージョンがある書籍では、Kindle版と紙版の販売比率は6対10になっているという。これは有料のKindle書籍のみの数字で、無料のものはさらに多くなるとみられる。
Amazonは昨年10月にKindleを米国外の100カ国で販売開始した。また同製品は年末商戦で記録的な売り上げを達成したという。
2009年通期の業績は、売上高は前年比28%増の245億1000万ドル、純利益は同40%増の9億200万ドルだった。
Amazonは2010年第1四半期(1〜3月)について、売上高を前年同期比32〜43%増の64億5000万〜70億ドルと見込んでいる。
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