米Facebookは7月6日(現地時間)、チャット関連の3つの新機能を発表した。「チャット」リストが新しくなり、グループチャット機能とルクセンブルクのSkypeとの提携によるビデオ電話機能が追加された。ビデオ電話機能は、向こう数週間のうちに全ユーザーが利用できるようになるが、特設ページから設定することで既に利用できる。
ビデオ電話機能は、プラグインをインストールすることで利用できるようになる。ユーザーはSkypeのアカウントを持っている必要はなく、チャットの1機能の感覚でビデオ電話を利用できる。グループ電話はできないが、今後追加する計画という。米Googleが6月末に発表したソーシャルサービス「Google+」には「Hangouts」というビデオチャット機能があり、こちらはグループチャットも可能だ。
ビデオ電話を使うには、友達のプロフィールの右上、「メッセージを送る」と「あいさつする」の間に新しく追加される「電話する」ボタンをクリックする。また、新しくなったチャットリストでアクティブになっている友達を選び、ビデオ電話のアイコンをクリックすることでもビデオ電話をかけられる。
相手が電話に出ない場合は留守電メッセージを残すことができる。また、かかってきた電話を拒否することも可能だ。
モバイル版のFacebookにはビデオ電話機能は追加されていないが、こちらも将来的には追加されるようだ。
Facebookでは1対1のチャットしかできなかったが、待望のグループチャット機能が追加された。Google+には立ち上げ時から「サークル」で利用できるグループチャット機能があり、モバイル版には「Huddles」というグループチャット機能が付属している。
Facebookのグループチャット機能は、チャットウィンドウの右上に表示される友達追加用アイコンをクリックすることで、グループを作ることができる。
これらの新機能を使いやすくする目的で、チャットできる相手のリストがサイドバーとして表示されるようになる。ユーザーが頻繁にチャットする相手が表示され、グループチャットの開始がしやすくなっている。このサイドバーはブラウザのサイズに合わせて表示される。
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