米Googleは8月20日(現地時間)、フィールドテスト中のソーシャルサービス「Google+」に、アカウントが本人のものであることを示す“認証バッジ”機能を追加したと発表した。Googleの従業員ウェン・アイ・ユー氏がGoogle+に投稿した説明によると、現在は、著名人や公的な人物、“多数のサークルに追加されている人”が対象となっており、今後範囲を広げていくという。
例えば、マーク・ザッカーバーグ、ラリー・ペイジ、サーゲイ・ブリン、ロバート・スコーブル、ティム・オライリー、伊藤譲一の各氏に既に認証バッジが付いている。
確認対象の選び方や確認方法についての具体的な説明はなく、ユー氏の投稿に対するコメントでは、わずか163人のサークルに追加されているサウスダコタ大学の学生、エイドリアン・ロドリゲス氏が自分が認証されたと報告している。同氏はKnol(Googleの知識共有サービス)での個人認証が流用されているのだろうかと推測している。
米Twitterにも同様の本人確認機能「認証済みアカウント」がある。サービスが急速に普及して有名人になりすますアカウントが増え、トラブルが発生したことなどを受けて2009年6月にスタートした。ヘルプセンターの説明によると、Twitterの認証バッジは「そのアカウントが本人であるかどうかについて、ユーザーに日常的に混乱を引き起こすようなアカウント」に適用されるという。
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