ソニー・コンピュータエンタテインメントは9月9日、テレビに接続して楽しむゲーム機「PlayStation Vita TV」(VTE-1000)を11月14日に発売すると発表した。価格は9954円(税抜き9480円)。
携帯機「PlayStation Vita」のチップセットとシステムソフトウェアを小サイズに収め、家庭用テレビにHDMI接続してワイヤレスDualShock 3コントローラ(別売り)で楽しめる据え置き型ゲーム機。本体は約6.5×10.5センチと小型で、PlayStationプラットフォームとしては最小だとしている。ただ、Vitaのタッチパッドなどを活用したゲームはDualShock 3では操作できないため、Vitaの全タイトルが遊べるわけではないという。出力は720p/1080p/480p。
Vita用ソフトのほかPSPソフト(PS Store経由)も楽しめるほか、TSUTAYA TV、hulu、ニコニコ動画などの動画コンテンツも再生できる。今後、日本で来年2月22日に発売されるプレイステーション 4(PS4)のリモートプレイとDualShock 4に対応し、PS Vita TV上でPS4専用タイトルを楽しめるという。
Vita用ゲームカードスロットと専用メモリーカードスロット、USB端子、テレビ接続用のHDMI端子、LAN端子(10/100BASE-TX)と、無線LAN(IEEE 802.11b/g/n)とBluetooth 2.1+EDRを備える。1Gバイトメモリを内蔵する。電源は付属の専用ACアダプタ。
ソニー・コンピュータエンタテインメントのアンドリュー・ハウス社長は、「携帯機向けゲームをテレビでも楽しむことができ、新しい市場が広がる」などと話した。
DualShockと8Gバイトメモリカードを同梱した「バリューパック」も1万4994円で発売する。
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