クリエイティブ・コモンズの提唱者である米ハーバード大のローレンス・レッシグ教授が8月11日(現地時間)、2016年米大統領選への出馬を検討していると発表した。民主党代表を目指し、クラウドファンディングで選挙資金を募る。9月7日のレイバーデーまでに100万ドルが集まれば出馬を決断するという。
政治資金調達をはじめとする政治システムの腐敗を危惧し、投票権の平等、政治参加の平等、市民からの政治資金調達――の3つをコンセプトに、市民がより平等に政治に関わる「市民平等法」を2017年に制定することを目的に掲げる。法案が成立次第自身は大統領職を辞任し、副大統領に委ねるとしている。
9月7日までに100万ドル調達を達成すれば、民主党候補者指名争いに正式に出馬し、未達成の場合は出資者に全額返金する。12日午後1時半(日本時間)時点で、1385人から約12万ドルの寄付が集まっている。
レッシグ教授は08年に米下院議員への立候補を検討していたが、「対立候補に勝てる見込みがないこと」を理由に出馬を見送っていた。
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