米Google傘下のYouTubeで最大フォロワー数を誇るトップYouTuber、PewDiePieことスウェーデン在住のフェリックス・シェルベリ氏は12月9日(グリニッジ標準時)、宣言通り自分のチャンネルを削除した。ただし、削除したのはメインの「PewDiePie」チャンネルではなく、100万フォロワーのサブチャンネル「Jack septiceye2」だ。
同氏は数日前から、「フォロワーが5000万人を突破したら自分のチャンネルを削除する」と宣言していたが、PewDiePieチャンネルを、とは1度も言っていない。
削除を予定していた9日午前2時過ぎに公開された「DELETING MY CHANNEL」という動画は、深刻な表情のシェルベリ氏が「じゃあこれから削除するよ」と言うシーンから始まる。チャンネル削除の操作画面の途中で、削除するのがJack septiceye2であることが分かる趣向。その後同氏は「冗談だったんだ」と言って会心の笑みを浮かべ、Independent、Fortune、BBCなど“担がれた”大手メディアのニュース画面がフラッシュする。
動画の最後は「5000万フォロワーに感謝! 1億フォロワー達成したらPewDiePieを削除するね」というメッセージで終わる。
同氏は宣言の動画でYouTubeの問題点を指摘し、その後の動画ではYouTuberでいることの苦労について語っていた。その内容は冗談ではないように見えた。
YouTubeも公式Twitterで5000万フォロワー突破を祝福した。
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