台湾ASUSTeK Computer(ASUS)は5月27日(現地時間)、COMPUTEX TAIPEI 2019に合わせ、キーボードの上部に14.4インチのセカンドディスプレイを搭載するWindowsノートPC「ASUS ZenBook Pro Duo(UX 581)」を発表した。販売地域や価格はまだ不明。
14.4インチ(3840×1100ピクセル)のセカンドディスプレイは「ScreenPad Plus」と呼ばれる。ASUSが昨年発売した「ZenBook Pro 15」のタッチパッドとディスプレイを統合した「ScreenPad」を発展させたものだ。15.6インチ(3840×2160ピクセル)のメインの有機ELディスプレイの延長として使うことも、動画編集アプリなどでメイン画面と操作系に分けて使うことも、複数のアプリを表示してマルチタスクで操作することもできる(アプリ側がサポートする必要がある)。下の画像は、動画編集アプリのCorel MultiCamと音楽ストリーミングアプリSpotifyでマルチタスクしているところ。
通常のノートPCであればキーボードの下にあるタッチパッドはキーボードの右に置かれている。タッチパッドはLED表示のテンキーとしても使える。
この他の主なスペックは、OSは「Windows 10 Pro」あるいは「Home」、プロセッサはIntel Core i7/i9、GPUはNVIDIAのGeForce RTX 2060、メモリは8/16/32GB、ストレージは256GB×2/512GB×2/1TB×4のPCIe。サイズは24.6×35.9×2.4センチで重さは2.5キロだ。ポート類は下の画像を参照のこと。
同社は「ScreenPad 2.0」搭載の「ZenBook Edition 30(UX334FL)」も発表した。
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