宇宙ベンチャーのアクセルスペース(東京都中央区)は1月2日、石川県輪島市や七尾市周辺、富山県富山市、砺波市、高岡市、氷見市周辺の地震被災後の衛星画像を政府や報道機関向けに無料公開した。
撮影時刻は2日午前10時4分。輪島市の輪島港や七尾市の熊木川河口などで、土砂で濁ったような水が海に向けて流出しているのが分かる。
撮影は同社の超小型地球観測衛星「GRUS衛星」で行なった。反射型光学望遠鏡を2基搭載しており、地上2.5mの解像度と観測幅55kmという広さでの撮影が可能としている。
アクセルスペースは「災害対応、報道、研究へ活用してほしい」としている。
【修正履歴:2024年1月5日午前10時 誤字を修正しました。また、観測幅を当初「55m」としていましたが正しくは「55km」でした。お詫びして訂正いたします】
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