「ネットで『解錠2000円〜』と書かれていた業者に自宅ドアの解錠を依頼したら、10万円請求された」など、出張解錠サービスにまつわる料金トラブルが多く報告されているとし、国民生活センターが注意を呼び掛けている。
実際にあった相談として、夜に帰宅した際に鍵が見つからず、スマホで「見積もり無料」「解錠2000円〜」と書かれていた業者に電話依頼した20代女性の例を紹介。
この業者は事前に料金を知らせず、作業終了後に約10万円を請求してきたという。「夜遅くに作業員の男性ともめるのも怖く、仕方なく支払った」が、女性はクーリングオフしたいと考えている。
また「鍵を持たずにマンションの部屋を出てしまいオートロックドアから締め出された」20代男性の例も。業者との電話では「基本料金は8000円だが、料金は鍵の種類によって異なる」と言われ、作業後に約5万円を請求され支払ったが、後から調べると「相場より高い」と気づいたという。
センターは、「○○円〜」などのネット広告をうのみにせず、出張料やキャンセルした場合の金額も確認すること、料金や作業内容に納得できない場合は、その場では支払わないことなどをアドバイスししている。
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