一度は使ってみるべし、Alexaをさらに使いこなすための最新Tips×5選:山口真弘のスマートスピーカー暮らし(1/2 ページ)
スマートスピーカーやその関連デバイスについて、試行錯誤を繰り返しつつ、機能をバリバリ使えるようになる(予定)までの過程を、時系列でお届けする本連載。今回は、Alexaをさらに使いこなすための最新Tipsをまとめた。
Amazonの音声アシスタント「Alexa」は、知らないうちに機能が追加されていることは少なくない。その多くはデフォルトではオフになっているので、Echoデバイスを毎日のように使っていても、Alexaアプリケーションを長らく立ち上げていない場合、機能が追加されたのに気が付かないこともしばしばだ。
今回は、ここ1年ほどでAlexaに実装された新機能の他、旧来からある機能のユニークな使い方まで、5つのTipsを集めてみた。興味を持った機能があれば、有効化して使ってみてほしい。
どう聞き取られたかを確認する「聞き取り内容の確認」
Alexaに話し掛けたところ、きちんと聞き取ってもらえず、的外れな答えが返ってくることがある。具体的にどのように聞き取られたのかは、Alexaアプリに記録されているが、さすがにそのたびにアプリを参照するのは面倒だ。
こうした場合、Alexaに「最後に言ったことを教えて」と尋ねてみるとよい。するとどのように聞き取れたのかを復唱してくれるため、こちらの発音が悪かったのか、あるいは質問の形式自体がふさわしくなかったのかが判断できる。
ごく最近になって追加されたこの機能、今回紹介する中で唯一、アプリ側での設定は不要で、デフォルトのまま利用できる。試した限りでは、後述の「会話継続モード」がオンだとうまく動作しない場合があるようなので気を付けてほしい。
Alexaがヒソヒソ声で返事する「ささやきモード」
夜中にAlexaとのやりとりを行う場合、周囲に迷惑にならないかためらうことがある。例えばこちらが小声で話し掛けても、Alexaからの返答の声が、大きすぎると感じることもしばしばだ。
そんな時は、「ささやきモード」を使ってみるとよい。これは、ヒソヒソ声で話し掛けると、Alexaもまたヒソヒソ声で返事をしてくれる機能だ。これならば、周りが寝静まった夜中にAlexaを気兼ねなく使える。声を潜めて返事をするAlexaの挙動はなかなかユニークなので、ぜひ一度試してみてほしい。
ウェイクワードを省略して会話できる「会話継続モード」
「会話継続モード」は、やりとりのたびにウェイクワードを発しなくとも、会話のキャッチボールが続いている間は、ウェイクワードが不要になる機能だ。これにより、人間相手に話しているような、自然な会話を実現できる。
この機能をオンにすると、Alexaが返事をした後も、通知LEDが点灯したままになるので、それを目安に話し掛けるとよい。話し掛けずにいると5秒後に自動的にオフになり、会話を終えたつもりがずっと聞き耳を立てられていて、いきなり話し始めることもない。
なお、音楽再生中はこのモードが無効になり、「止めて」「キャンセル」などと呼びかけることで、強制的に会話を打ち切ることも可能だ。
次のページでは、残りの2つを取り上げる。
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